50xシリーズ最高峰のカメラ性能〜「P506iC」ケータイカメラ画質研究ラボ(3/4 ページ)

» 2004年07月26日 08時58分 公開
[荻窪圭,ITmedia]

室内編

 まずは蛍光灯下で。

 やや暗部が沈みがちな絵作りになってはいるものの、蛍光灯かぶりも補正されているし、色もしっかり出ている。パンフォーカス機でありながらこの撮影距離(50センチ程度)でもしっかりピントが来ているのはえらい。

 白熱灯下でも同様の傾向。

 ホワイトバランスはしっかり合わせてくる。ややコントラストが高くて暗部がぎゅっと締まりすぎだが、ノイズも目立たないし、メリハリがあるいい写りともいえる。ちょっと露出アンダー気味。

 続いて暗いところ編。

左上が「通常モード」、右上が「ナイトモード」、左下がフラッシュ「オート発光」、右下がフラッシュ「強制発光(弱)」

 この4枚はどれも注目すべき。まず通常モードではシャッタースピードを抑えていて、余計なノイズが出ない写り。これはいい。暗いところではちゃんと「暗所っぽい」抑えた写真が撮れるのだ。これではいくらなんでも、と思ったらナイトモードにする。スローシャッターになり、より明るく写るが、だからといってノイズが浮きまくるわけではなく、夜の撮影という雰囲気は残っている。

 そして圧巻なのが新しく搭載されたキセノンフラッシュ。冒頭で書いたように、常時点灯型のLEDではなく、充電して一気にバンと発光する、一般的なカメラが搭載しているフラッシュと同じタイプで、非常に明るいのだ。デフォルトはオート発光で、このくらい暗いとこれだけ明るく光る。

 もっとも発光量が固定されているので、この写真のように近距離の撮影では光が強すぎる。その場合は「強制発光(弱)」を使おう。50センチくらいの距離では「弱」がちょうどいい最適な明るさだ。とうとうカメラ付ケータイもここまできたか、という感じ。

 日常的なシーンでも観てみよう。というわけで、ネコを撮ってみた。

左上が「オート発光」、右上が「強制発光(弱)」、左下がフラッシュ「強制発光(弱)+デジタルズーム」

 このように暗い部屋で近距離のものを撮るときも、発光量を弱にしてデジタルズームを使えば、これだけ大きく近寄って撮れるのである。うまく使えばこのストロボは強力だ。

 ではほかの機能も。

左はシャープネス強、右はシャープネス弱

 この2枚はシャープネスを変えて撮ってみた。もうちょっとディテールがしゃきっとして欲しいと思う人は、シャープネスを強めにしてみるのもいい。

 最後に室内でのマクロ撮影サンプルを。

 なかなかディテールもリアルで色もちゃんと出ていてよい写りである。ただパンフォーカスなので、ちゃんとピントが合う距離で撮らねばならないので注意が必要だ。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年09月19日 更新
  1. IIJに聞く“eSIMサポート”の裏側 「つながらない」「消した」なぜ起こる? 現場が打つ次の一手 (2026年09月18日)
  2. 出そろった「iPhone 18 Pro」の価格を4キャリアで比較 ソフトバンクが衝撃の安さ、楽天モバイルが異例の施策 (2026年09月13日)
  3. 「iPhone 18 Pro」は何が進化した? 「iPhone 17/17 Pro」とスペックを比較 全て20万円超えの価格が悩ましい (2026年09月10日)
  4. iPhone Duoを「開いたままでも片手で持てる」ケース登場 ESRが新製品発表、日本で急成長の理由とは (2026年09月17日)
  5. 「Suicaのペンギン」卒業騒動にまつわる背景と誤解 JR東日本に聞いた (2025年11月14日)
  6. Androidでおサイフケータイを使いたくない理由 初期化で消えないデータと売却時の落とし穴 (2026年09月19日)
  7. 15日配信「iOS 27」の新機能まとめ Siri AIの恩恵を受けられる機種は? 画像編集やSafariにも注目 (2026年09月14日)
  8. ドコモのiPhone、iOS 27でRCSに対応 3キャリアのiPhoneとAndroidで利用可能に (2026年09月17日)
  9. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  10. 「世界初」ソフトバンクらが成層圏HAPSのリアルタイム追尾とレーザー測距に成功 光無線通信へ大きな一歩 (2026年09月17日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー