三洋、H.264対応の地デジ端末をCEATECで展示

» 2004年09月29日 17時14分 公開
[ITmedia]

 三洋電機は、モバイル向け地上デジタル放送(1セグメント放送)に対応した携帯電話の試作機を開発したと発表した。10月5日に幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2004」に出展する。

Photo 外見上はau向け「W21SA」と同じ。“フロントスタイル”での視聴を想定しているようだ。ロゴの部分が「with DIGITAL TV」となっている

 動画圧縮方式は、H.264に対応。データ放送にも対応しており、放送と通信を連携できる。800mAhのバッテリーを搭載し、テレビ視聴時間は約120分。映像はminiSDに録画可能という。

 ダイバーシティ受信方式とダイレクトコンバージョン方式を採用しており、これは2003年8月に展示した試作機と同じ(2003年8月8日の記事参照)。携帯のアンテナとテレビ用アンテナの一体化も実現した。

 CEATEC会場では、ブース内に実験局を開局してデモを行う予定という。

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