Bluetooth携帯の電話を取れる〜アイワのMP3プレーヤー

» 2004年11月11日 18時22分 公開
[後藤祥子,ITmedia]

 ソニーはアイワブランドのシリコンオーディオプレーヤーを12月1日に発売する。

 上位モデルの「XDM-S710BT」は、256Mバイトのメモリを内蔵したスティック型の小型音楽プレーヤー。ver.1.2準拠のBluetoothを機能を内蔵し、ハンズフリーとヘッドセットプロファイルに対応する。

 Bluetooth Ver.1.2に準拠したXDM-S710BT(左)と、FMラジオチューナー内蔵のXDM-S700のシルバー(中)とブルー(右)

 サイズ88.6×24.3×24.6ミリ、重さ約60グラムと小型軽量のため、首から提げて使える。ヘッドホンで音楽を聴いている際、Bluetooth携帯電話に電話がかかると音楽プレーヤーにその情報を無線で送信。本体のTALKボタンを押せば、ヘッドホンとプレーヤー本体のマイクを使って通話を行える。

 動作確認済みのBluetooth携帯電話はドコモの「F900iT」(6月1日の記事参照)、auの「A5504T」(4月16日の記事参照)および「Nokia 7600」(10月15日の記事参照)「Nokia 6650」(2002年9月の記事参照)

 音楽を聴いているときに電話がかかってくると、自動的に音楽が止まり、電話の着信音が流れる。XDM-S710BT本体のTALKボタンを押すと、ヘッドホンと本体のマイクを使って通話を行える。再度TALKボタンを押すと通話が終了、停止したところから音楽が再生される

 ATRAC3plus、ATRAC3、MP3のフォーマットに対応。単3のアルカリ乾電池1本で最長100時間駆動する。市場予想価格は2万8000円前後。製品にはヘッドホン、専用USBケーブル、キャリングケース、キャリングケース用ストラップ、ネックストラップ、ヘッドホン延長コード、音楽管理用ソフトのSonicStage Ver.2.1(CD-ROM)が付属する。

 同製品は、CEATEC JAPAN 2004のドコモブースに参考出展されていたもの。会場ではF900iTとつないだデモを行っていた(10月5日の記事参照)

 FMラジオ付きで256Mバイトの「XDM-S700」、FMラジオ付きで128Mバイトの「XDM-S500」もラインアップされる(いずれもBluetooth機能は非搭載)。市場予想価格はXDM-S700が2万3000円前後、XDM-S500が2万円前後。

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