3G版の「RAZR」〜Motorola、薄型W-CDMA携帯を発表CeBIT 2005

» 2005年03月11日 07時12分 公開
[山根康宏,ITmedia]

 米Motorolaは10日に開幕した「CeBIT 2005」会場に「V1150」を展示している。W-CDMAとGSM 900M/1800M/1900MHzに対応した薄型の3G端末だ。

Photo モックアップはブラックバージョンだが「オリジナルRAZRのシルバーなど、他の色も検討中」(同社説明員)とのこと

 同社の超薄型携帯電話「RAZR V3」と同じデザインを採用しており、キーパッドはフェザータッチ仕様。マクロ撮影可能な2メガピクセルカメラをヒンジ部に搭載している。内蔵メモリは64Mバイトで、外部メモリには最大512MバイトのTransFrashメモリを採用。Bluetoothに対応しており、miniUSB端子を備える。

 発売は2005年第4四半期の予定。展示されてたモデルは、まだ動作しないモックアップだった。

PHoto 横から見ると、RAZR同様の薄さが目立つ

デザインによる差別化を3G端末でも

 昨年秋に発売されて以来、市場で注目を集めるMotorola RAZR V3(2004年11月17日の記事参照)。その後ブラックバージョンのBLZRこと「Black RAZR V3」、ストレートタイプの「SLVR V8」とシリーズ展開されるなど、その特化されたデザインが人気となっている。

 同社は今年、多数のW-CDMA端末を投入予定だが、これまでは「ハイエンド」「ローエンド」「スマートフォン」のように端末の差別化は主に機能によるものだった。今回のV1150は、W-CDMA端末として必要十分な機能を備えるとともに、RAZRシリーズのデザインを取り入れた「デザイン特化モデル」。これまでのW-CDMA端末市場に新風を吹き込む印象だ。

 W-CDMA端末市場では韓LGがシェア上位をキープするなど、これまでとは市場の勢力図が異なってきている。今後は各社機能以外でも、端末の差別化を図ることが求められることになりそうだ。

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