デジカメに、ビデオに携帯が変身──Carl Zeissレンズ搭載の「N90」

» 2005年04月28日 05時28分 公開
[後藤祥子,ITmedia]

 普通の折りたたみ携帯と思いきや、デジカメに、ビデオに変身──。そんなユニークな機構を備えた3G端末が登場した。Nokiaの「N90」だ。

 112×51×24ミリ、重さ173グラムと“ちょっと大きめ”な折りたたみ端末の「N90」


 閉じたままヒンジ部を回転させるとデジカメに早変わり。液晶部を回転させるとハンディビデオに変身。ビデオのファイルフォーマットはMP4。6680ではAMRだった音声コーデックはAACになった

 独Carl Zeissとのコラボによるレンズを携帯として初めて搭載(9月14日の記事参照)。撮影時のシーンやホワイトバランスもNokiaの従来端末に比べて細かく設定できるようになるなど、デジタルカメラとしての機能にこだわった。

 ヒンジ部の側面に、オートフォーカス機構付きの200万画素CMOSカメラを搭載。端末を閉じたままヒンジ部を回転させるとカメラがオートで起動し、デジタルカメラ感覚で写真を撮影できる。レンズ部を自分のほうに回転させれば自分撮りも可能だ。

 側面上にあるのは半押しに対応したシャッターキー。その下にはジョイスティック型のズームキーがある。ジョイスティック型キーの中央を押すと、撮影メニューが起動(左)。液晶パネルの上部にも操作ボタンがある(中)。カメラはヒンジ部側面に装備され、撮影補助ライトも備える(右)


 従来のNokia端末に比べて設定項目が格段に増えた


 ホワイトバランスや露出も設定できる。2秒で6枚撮れる連写や、2秒/10秒から選べるセルフタイマーも装備

 端末を開いて液晶部を回転させると、今度はビデオカメラライクなスタイルでの撮影が可能。動画は「352×288ピクセルで秒間15コマのMP4ムービーを、連続で最大1時間分撮影できる」(説明員)という。内蔵メモリは31Mバイト。製品には128MバイトのRS-MMCが付属する。

 製品には撮ったムービーをPCで編集するためのソフトが付属。PCと端末をUSBケーブルで接続すると、差分をPCにオートで取り込めるアルバムソフトも同梱される。USBのバージョンは2.0。シリアル部分にUSBの機能を持たせている


 ベースは回転2軸機構だが、カメラを搭載したヒンジ部自体も回転する、変形回転2軸。携帯にデジカメとハンディビデオの操作性を持たせる──というコンセプトで開発された。


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