照明光で可視光通信、携帯に情報配信 関空で実証実験

» 2005年06月28日 21時27分 公開
[ITmedia]

 国土交通省は6月30日と7月1日の2日間、関西国際空港内で照明光を使った可視光通信による情報配信を実験する。旅客が搭乗する便の最新情報や施設案内などを携帯端末で受け取ることができ、空港をスムーズに利用できるようにする試みだ。

 実験は同空港の2階国内線チェックインロビーで実施する。空港職員や一般客ら合計100人程度が参加する予定で、携帯電話を使って搭乗便情報を多国語で受け取ったり、免税店の商品情報を閲覧するといった情報配信を実験する。

photo 実証実験のイメージ

 情報を伝えるのは、LEDや蛍光灯などが発する可視光。高速点滅や変調でデータを送信し、蛍光灯なら10Kbps程度、LEDなら数十Mbpsで通信可能という。既存の照明施設を活用できる上、通信エリアを目で見て確認できるといったメリットがある。

 国交省は慶應義塾大学の中川正雄教授を座長とする研究会を発足し、空港で照明光通信について検討してきた。実験にはNTTドコモ、松下電器産業、松下電工、日本航空、中川研究所が参加。松下は実験全体のマネジメント、松下電工は照明光通信技術の開発など、NTTドコモは実験用の携帯電話端末を、中川研究所は床置型LED照明実験モジュールを、日本航空は一般客のモニター募集を担当する。

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