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» 2005年09月26日 00時11分 公開

Be Cool「トミーの元彼女からのメッセージばかりよ」Mobile&Movie 第180回

映画の中の名脇役として登場する“モバイル製品”をご紹介する「Mobile&Movie」。今回は「ゲット・ショーティ」の続編「Be Cool」。T-MobileのSidekickが活躍してます。

[本田亜友子,ITmedia]
作品名Be Cool(Be Cool)
監督F・ゲイリー・グレイ
制作年・製作国2005年アメリカ作品


 エルモア・レナードの原作を豪華なキャスティングで映画化した前作「ゲット・ショーティ」。続編の「Be Cool」では、さらにパワーアップしたオールスターキャストが集合。ジョン・トラボルタとユマ・サーマンの「パルプ・フィクション」を彷彿とさせるダンスシーンや、本人役で登場するエアロスミスのライブシーンなど、見どころが盛りだくさんです。

 借金の取立て屋だったチリは、映画プロデューサーとの地位を確立し、ハリウッドでは既に名の知れた存在になっていました。そんなある日、インディーズレーベルを経営するトミーが、チリを呼び出します。久しぶりの旧友との再会で、チリが知りたかったのはトミーの妻・イーディの近況。ほのかな好意を抱いていたイーディが元気でいると聞いてほっとします。しかし、トミーが突然チリに会いにきたのは、音楽業界へ誘うためでした。トミーが見出した新人の女性歌手を大物に育てて、一緒に儲けようというのです。あまり乗り気でないチリは、少し間を外すためにトイレへと席を立ちます。

 数分後チリが戻ってくると、そこには銃で撃たれたトミーの遺体が。走り去る犯人の姿を目に焼き付けたチリ。思いがけない友人の死に驚きますが、あくまでクールな対応。最後に持ちかけられたビジネスを遺言のように感じ、チリはトミーが期待していた女性歌手を売り出すことを決意します。

 さっそく、その女性歌手−リンダに会いに行くチリ。リンダの歌声にすっかり魅了され、スターになると直感します。チリはリンダのテープを持って、トミーのインディーズレーベルの経営者となったイーディに会いに行きます。

 イーディは、トミーの死で落ち込んでいましたが、それ以上に会社の経営状態に悩んでいました。高いプロデュース料で売り出したラップグループからはギャラの支払いをせかされ、もはやスタジオの機材を売ってでも金の工面をしなければならない状態。そんな時に現われたチリは、まさに救世主でした。久しぶりに会っても変わらぬ優しさに安心するイーディ。そんな2人に水をさすように、イーディの携帯電話は鳴り続けます。

 「トミーの元彼女からのメッセージばかりよ」

 イーディの携帯には、お悔やみのメッセージが次々に届いていたのです。チリはリンダのテープを聞かせ、イーディを励まします。イーディの夢であるプロデュース作品を世に出せるようにと、2人で誓います。

 再度リンダに会いに行くと、リンダのマネージャーがボディガードのエリオットを引き連れて、チリの前に立ちはだかっていました。リンダとの契約が残っているから引き渡せないというのです。脅しをかけてくるエリオットを、軽くノックアウトしてリンダを連れて行くチリ。悪徳マネージメント会社、金をせびるラップグループ、そしてトミーの命を奪った何者か……。周りが敵だらけの中、冷静に立ち振る舞うチリ。そんな彼は音楽業界で成功できるのでしょうか?

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