スギヤマエレクトロンは2月1日、NTTドコモの携帯電話「FOMA」が持つテレビ電話機能を利用して遠隔地から自宅の家電をコントロールするリモコンユニット「リモコンソーサー」を2月10日より東北6県のドコモショップ各店で販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は1万2000円前後。2月10日以降、全国のドコモショップでも順次販売展開される予定。
「リモコンソーサー」はFOMA端末のヘッドフォン端子に接続するだけで、遠隔地の携帯電話から、家電の操作を可能にするユニット。操作は外出先から接続したFOMA端末へテレビ電話をかける形で行うため、本体接続側と操作側、2つのFOMA回線が必要になる。リモコンソーサーはテレビやエアコンなど、最大8つまでの赤外線リモコンを学習可能で、約5メートルの範囲内にある家電の操作が可能だ。
本体に接続可能なFOMA端末はPシリーズ(P901i/P901iS/P700i/P701iD/P902i)、Nシリーズ(N901iC/N901iS/N700i/N701i/N902i)及びFOMA対応カメラ(Nevica-F/AirView2)。操作側の端末は、M1000以外のテレビ電話対応FOMA端末となっている。リモコンソーサー本体のサイズは90(直径)×35(高さ)ミリ、90グラム。
同社では販売を記念したモニターキャンペーンを行う。対象となるのは、東北6県在住かつNTTドコモ東北とのFOMA回線契約を結んでいるユーザー。モニター受付は専用Webサイトで行われ、定員は50名。
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