おニャン子クラブの生みの親であり、作詞家の秋元康氏がプロデュースするアイドルユニット「AKB48」(2月1日の記事参照)。その追加メンバーの2次オーディションが、2月19日、東京プリンスホテルにて公開オーディションという形で行われた。秋元氏のほか、モーニング娘。など多数のアイドルの振り付けを手がける夏まゆみ氏ら、20名が審査に参加した。
普通のオーディションと違うのは、NTTドコモの携帯電話FOMAのテレビ電話機能を使用した“テレビ電話オーディション”という点。東京にいる審査員と、オーディションを受ける女の子達がいる全国5カ所(札幌、東京、名古屋、大阪、福岡)のオーディション会場をテレビ電話で結び、携帯電話のモニター越しに審査をするという珍しい方法で行われた。また、このオーディションの模様はNTTドコモのFOMA向け映像ストリーミングサービス「Vライブ」(キーワード)で完全生中継された。
秋葉原にオープンした専用劇場でのステージは連日盛況で、「AKB48」のコンセプトである「会いに行けるアイドル」を実現している。今回の2次オーディションに挑んだのは、1万1892名の応募者の中から書類選考で残った131名。この日勝ち残った54名が、2月26日に行われる最終選考で最大27名に絞られる。これからは、第1期メンバーと合わせた48名から1軍の24名がこのステージに立つという厳しいサバイバルが始まる。
今回のテレビ電話オーディションについて秋元氏は「やってよかった。審査員を目の前にしてしまうと、どうしても緊張してしまい構えてしまう。(テレビ電話では)友達などと話しているような無防備な素の表情を見せてほしかったので、次回は自宅や学校など、その女の子の背景が分かるような場所からやってみたい。」と、テレビ電話の可能性と次回に対する意欲を語った。
なお、最終オーディションの模様は、今回同様FOMAのVライブで生中継される予定。詳しくはhttp://i.tv-denwa.jp(要FLASH)にて。
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