ITmedia 既にリリースされたNokia端末について、ユーザーから(1)UIが日本の作法と異なる (2)日本の新端末では当たり前になってきたQVGAに対応していない などといった声も挙がっています。
ルイス氏 UIは確かに日本の標準的な仕様とは異なりますが、ワールドワイドでは高い評価を得ており、「もしかすると一番使いやすいかもしれない」という声も聞いています。難しい点もあるかもしれませんが、その一方でほかにはない使いやすさもある。
ディスプレイに関しては、既に発表した3G端末の中にはQVGAより解像度が高い352×416ピクセルの液晶を備えた「N80」のような端末もあり、今後こうした高解像度液晶の端末を日本でもリリースできればと思っています。
ITmedia 日本市場でシェアを拡大するための課題は。
ルイス氏 日本は高度な携帯電話向けサービスが提供されている重要な市場。一方でNokiaは素晴らしいマルチメディア端末を用意しています。日本の通信キャリアと協力し、市場動向を注意深く見ながらベストな形で製品を提供できればと考えています。
グローバルな市場でNokiaは幅広いレンジの製品を提供しており、日本市場でもチャンスをとらえて早く製品レンジを拡大したいですね。
私たちは、日本市場の全ての通信キャリアと協力する形で事業を行っています。世界市場では固定とモバイルの融合という興味深いトレンドがあり、私たちも既に3G端末や無線LANに対応した端末を発表しています。こうした技術を組み合わせた製品のニーズが出てくるのは時間の問題で、ここもサポートできればと思っています。
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