HPは3月1日、「iPAQ rw6800」シリーズを発表した。Windows Mobile 5.0 for Pocket PCを搭載したiPAQに、GSM/GPRS/EDGEを組み込み、携帯電話として利用できるモデル。上位モデルは無線LAN機能も搭載している。
2月13日に発表した、GPS機能を搭載したフルキーボードモデル「iPAQ hw6900」(2月16日の記事参照)と同じく、Exchange 2003 Serverと組み合わせることで、プッシュEメールも利用できるようになる。
rw6800は、アジア人デザイナーを起用し、アジアパシフィック各国の市場の好みを取り入れて開発されたモデル。日本と韓国を除くアジアパシフィック地域の各国で販売される。「アジア市場では、デザイン要素が重視されると考えている。プロフェッショナル向けのハイエンド製品でも、デザインで訴えるものが売れる傾向がある。また、携帯のカメラにも高いクオリティが必要とされ、音楽を聴くなど多機能であることが好まれる」(HP)
価格は明らかにされなかったが、上位モデルの「rw6828」はハイエンド、無線LAN機能を省いた機種はミッドレンジの価格設定になる予定。
スペック | rw6800 |
---|---|
サイズ | 102×58×19.5ミリ |
重さ | 140グラム |
プロセッサ | Intel PXA272/416MHz |
RAM | 64Mバイト |
ROM | 128Mバイト |
無線LAN | ○ |
Bluetooth(v1.2) | ○ |
バッテリー容量 | 1530mAh |
カードスロット | SDIO |
ディスプレイ解像度 | 240×320ピクセル |
カメラ | 200万画素CMOS |
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.