ウィルコム網を使った見守りグッズ「どこ・イルカ」を展示:ケータイ国際フォーラム

» 2006年03月17日 02時28分 公開
[杉浦正武,ITmedia]

 京都で開催された「ケータイ国際フォーラム」展示会場で、ウィルコムブースに児童見守りグッズ「どこ・イルカ」が展示されていた。ユビキたスが企画、開発した製品で、ウィルコムのPHS網を使って位置情報を確認できる。

 4月からサービス開始予定で、本体価格は9980円。年間使用料は通信量の多少に関わらず定額の1万4800円で、別途契約事務手数料として2800円が必要になる。販売にあたってはウィルコムの販路を利用するほか、ネット上でも購入可能にする。

Photo 「子供に喜んで持ってもらえるような、かわいい外見を心がけた」(説明員)。シールによってイルカの表情を好みのものに変えられる

 ウィルコムのマイクロセルネットワークを利用することで、通信している基地局の情報から端末の居場所を特定できる。子供に持たせておけば、保護者は自分の携帯電話、PHSおよびPCからいつでも子供の場所を知ることが可能。背面のボタンを長押しすると「登下校モード」に代わり、5分ごとに継続的に位置情報を発信する。これにより、保護者は携帯やPCの画面上でどのような経路を移動しているかが把握できる。

 「位置情報を確認する……といっても、今どこにいるかが“点”で分かるだけのサービスも多かった。登下校モードでは行動履歴を確認して、“線”で位置情報を把握できる」。なお、通常の通信モードの場合バッテリーの持ちは72時間で、登下校モードの場合は24時間となる。

Photo 登下校モード時。インジケータが赤く光っている
(左)保護者の携帯から、居場所を確認しているところ。地図はアルプスのものを利用している(右)こちらは登下校モードで位置情報を確認したところ。どのようなルートを通って移動しているかが一目で分かる
(左)真ん中のボタン兼インジケータが緑に光った場合は、「保護者が居場所を確認している」というサイン。ボタンを押せば応答メールを返すことができる(右)ここからバッテリー充電が可能だ

 防犯アラームの機能も持っており、イルカのしっぽに相当する部分を引っ張ると85デシベルの音量でブザーが鳴る。このとき保護者には通知メールがいくが、子供が誤作動させることもあるため一定時間引っ張り続けないと緊急通知は送信されない仕組み。

 なおどこ・イルカのPHS無線通信機能は、CSCのテレメトリング用途を想定した組み込み通信サービス「MyAccessサービス」を採用している(2005年7月7日の記事参照)。

Photo 防犯ブザーを鳴らしても、引っ張った部分を押し込めば容易にブザーを止めることができる。このあたりは、簡易的な機能のようだ

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