着信アリFinal「携帯で人が死ぬなんてことあるか!」Mobile&Movie 第218回

» 2006年07月14日 19時23分 公開
[本田亜友子,ITmedia]
作品名着信アリFinal
監督麻生学
制作年・製作国2006年日本作品


 死の着信メロディによって、連鎖していく呪いの闇。携帯に死の予告電話がかかってくるという恐怖を描いた『着信アリ』。映画前作2編もヒットし、テレビドラマ化もされた人気シリーズが、今回の『着信アリFinal』で結末を迎えます。

 修学旅行で韓国に行くことになった安城高校の生徒たち。えみり(黒木メイサ)は、ネットで知り合ったメール友達のアン・ジヌ(ジャン・グンソク)と会えるのを楽しみにしていました。しかし、えみりの幼なじみの明日香(堀北真希)は修学旅行に参加しておらず、えみりは少しだけ明日香を心配していました。明日香はクラス全員からひどいいじめを受けていたのです。

 韓国へ向かうフェリーの中では、えみりたちは怪談で盛り上がっていました。1人ずつ怖い話を披露していく中、突然“死の着信メロディ”が鳴り出します。何かのいたずらだとクラスメイトは笑いましたが、そこから恐怖の連鎖が始まったのです。

 韓国に到着すると担任教師(板尾創路)から、生徒ひとりひとりに携帯電話が渡されました。韓国での連絡用と、指定された観光スポットを携帯のカメラで写すというオリエンテーションに使うため。グループに分かれてオリエンテーションを続けていると、昨夜“死の着メロ”を受けた女生徒が行方不明に。そして、次に別の男子生徒の携帯に“死の着メロ”が流れ、死亡時間とその画像が送られてきたのです。

 オリエンテーションが中止され、えみりがホテルに戻るとクラスメイトたちが騒然としていました。“死の着メロ”を受けた生徒2人が謎の死を遂げていたのです。そして、3人目の生徒に着信が……。

 「転送スレバ死ナナイ」

 と書かれたメールに、生徒は動揺します。死の予告電話を受けたものが死んでしまったのは事実。死をもたらす携帯電話は、叩き壊しても“死の着メロ”は鳴り止みません。メールを転送する際に新しいアドレスは入力できず、選べるのクラスメイトの誰か。友達だったはずの生徒が互いを罵り、携帯電話を奪い合います。そんな中、教師は事態を収めようと、

 「一部、携帯電話についてくだらない噂を流しているやつがいる」

 と死の予告電話を一蹴。

 「一応、皆の精神状態を考慮して、携帯電話を回収することにする」

 と生徒たちの携帯電話を集め出します。しかし、もし自分に着信があったら? 転送すれば本当に死なないなら? と生徒の不安は増すばかり。抵抗する生徒に向かって教師は冷たく言い放ちます。

 「携帯で人が死ぬなんてことあるか!」

 それでも、死の連鎖は止まりません。パニック状態のホテルに、えみりを訪ねてアン・ジヌがやって来ました。クラスメイトの謎の死を伝えるえみり。アン・ジヌは、“死の予告電話”について聞いたことがあり、それを止める方法をえみりと2人で考えることに。ついには、えみりの携帯電話にまで、“死の着信メロ”が響いて……。えみりは死の予告から逃れることができるのでしょうか? そして、『着信アリ』の呪いの結末は?

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