自分が動くと立体映像も動く──ドコモの“メガネなしで飛び出す3D”システムCEATEC JAPAN 2006

» 2006年10月03日 18時24分 公開
[後藤祥子,ITmedia]

 CEATECのドコモブースに、ちょっとユニークな3D表示システムが登場した。3D用メガネなどを利用せずに飛び出す映像を閲覧可能にするシステムで、見る人の視点の動きに合わせて立体映像の角度が変わるのがポイントだ。

 立体映像を表示するレンチキュラーレンズ付きディスプレイの上部にカメラを搭載し、画面を見ている人の目の位置をベースに位置を特定。その位置に合わせながら映像を動的に書き換えて、実際の空間で物体を見るのと同じようにディスプレイ内の立体の角度が変わるように見せている(9月29日の記事参照)。「一般的な(2Dの)ディスプレイとの違いは、映画と舞台の違いをイメージすると分かりやすい」(説明員)

Photo 視点が変わると立体像の角度も変わる。「正面から見ると隠れている部分が斜めから見ると見えるなどリアル」(説明員)

 このシステムは、携帯電話の未来の形を考える中で生まれたもので、リアルさの部分で映像に新たな付加価値をつける試みだと説明員。また、ディスプレイとその上にあるカメラを使って実現する仕組みであることから、携帯ならではのパーソナルメディアになりうる可能性を秘めていると話す。

 なお、今回展示されたシステムはディスプレイが3D表示のみの対応であり、「2Dと3Dの共用が必須の携帯にそのまま乗せられるものではない」(説明員)としている。

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