タワレコが自宅にやってきた――「ナップスタージャパン」を試す:レビュー(2/3 ページ)

» 2006年10月11日 15時46分 公開
[渡邊宏,ITmedia]

 あとは表示されている特集やプレイリスト、チャンネルなどから好みの楽曲を選ぶだけ。もちろん検索窓からお気に入りのアーティストやアルバムを探してもいい。楽曲のリストが表示されたら楽曲名をダブルクリックするとストリーミング再生され、「ダウンロード」アイコンを押すとローカルのHDDに楽曲が保存される。

 定額制の「Napster To Go」「Napster Basic」を利用していれば基本的に登録されている楽曲をフルコーラスで楽しめる。これまでの音楽配信サービスのように数10秒の試聴だけなんてことはない。大好きな曲も、少しだけ興味のあった曲も好きなだけ楽しめる。楽曲数についてもサービス開始時点で260以上の参加企業から150万曲以上の楽曲を提供されているだけあって、リストを見てもさみしい感じはまったくしない。

 お目当ての楽曲を探してだして楽しむのもいいが、「タワレコ」らしくさまざまなレコメンドリストが用意されているのもサービスの特徴だ。個人的に楽しめたのが「チャンネル」と「プレイリスト」。双方とも「おすすめ!Rock 'n' roll」「朝霧Jam'06」「ブリティッシュポップ」などテーマに沿った楽曲がセレクトされており、「何となくこんな感じの曲」といったリクエストに応えてくれる。ちなみにチャンネルはストリーミング再生のみ、プレイリストからは購入およびダウンロード可能という違いがある。

photo 「ブリティッシュポップ」のプレイリスト。Oasisの「CHAMPAGNE SUPERNOVA」やThe Stone Rosesの「She Bang The Drums」、Franz Ferdinandの「This Fire」など13曲がセットされている

 検索窓を利用した検索の速度も高速で、一般的なADSL環境ならば利用時にストレスがたまることはない。試しに今年のSummerSonicに登場した「The Flaming Lips」をキーに検索してみたところ、2002年から2006年に発表された10枚のアルバム/シングルが該当した(迷?盤「ZAIREEKA」は残念ながらナシ)。

 ただ、定額制サービスに加入していてもすべての楽曲が聴き放題というわけではない。一部の楽曲は既存サービスと同じく曲単位のダウンロード販売のみ(30秒の試聴は可能)なっている。とてもすべての楽曲を確認することはできなかったが、入手方法が曲単位の購入のみとなっているのは邦楽が多いようだ。

photo スガシカオの楽曲一覧。「購入専用」のアイコンも多く見える

 購入は1曲150円からとなっており、定額制が1280円からであることを考えると割高に感じてしまうが、購入した楽曲は視聴期限なしに再生可能となるほか、本サービスを退会しても再生できる。定額制で視聴できる楽曲でも、購入可能となっている場合もあるので利用スタイルにあわせて選択したい。

 ダウンロードした楽曲は指定した場所にWMAファイルとして保存され、Windows Media Player 10からも再生できる。ファイルのプロパティからは著作権保護された192kbpsのWMAファイルであることがわかるが、視聴期限は確認できない。視聴期限を確認するにはクライアントソフトを起動し、ログイン後に左上の「マイアカウント」から「アカウントステータス」を呼び出す必要がある。

photo 「Napster To Go」に加入したのち、ダウンロードしたくるりの「GO BACK TO CHINA」
photo アカウントステータス。「サブスクリプションの有効期限」の期間内ならばダウンロードした楽曲ファイルが自由に楽しめる

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月05日 更新
  1. ドコモがほぼ全ての料金プランを値上げ それよりも端末の値上げが気になるこの頃 (2026年10月03日)
  2. KDDIのローミング終了で楽天モバイルはどう変わる? 心もとない700MHz帯、独り立ちのカギは5Gにあり (2026年10月03日)
  3. 高市首相がAppleに要請――「自殺防止機能の搭載を」 生成AIへの相談増加を受け (2026年10月03日)
  4. ドコモがRCSで同意未取得の不備 約1万6000件に影響、対象ユーザーは利用停止に (2026年10月04日)
  5. あなたの街の「スマホ決済」キャンペーンまとめ【2026年10月版】〜PayPay、d払い、au PAY、楽天ペイ (2026年10月03日)
  6. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  7. ahamoがついに料金プランを改定。段階制へ――「40GB」が業界の新たなスタンダードになるのか (2026年10月04日)
  8. 「Androidのマイナンバーカード」は10月20日スタート予定 今の「スマホ用電子証明書」と何が違う? (2026年10月02日)
  9. WAON POINTやAEON Payのキャンペーンまとめ【10月4日最新版】 ポイント10〜20倍の獲得チャンス多数 (2026年10月04日)
  10. 免許証画像が漏れると何が“ヤバい”のか タイムズカーで最大約660万件の個人情報漏えいで考えられる「3つのリスク」 (2026年09月29日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー