気になるワンセグの連続視聴時間は約5時間(明るさ2、ステレオイヤフォン使用時で電池レベル1を残した状態)。905SHでは最大4時間(イヤフォン使用時)だったため、約1時間伸びている。フル充電した電池パックで録画できる時間は4時間30分で、最大1GバイトのmicroSDを外部メモリーに使用する。
ワンセグの視聴・録画についても機能アップしており、曜日を指定しての繰り返し予約録画に対応したほか、30秒(戻り15秒)単位のスキップ再生や、観たいシーンへジャンプできるマーカー機能などを搭載。さらに分割編集機能により、録画した番組から必要なシーンだけを残すことも可能になった。
なお、905SHではマルチジョブ/マナーボタンと共用だったテレビボタンは、文字ボタンと共用になった。


905SHとの比較。ダイヤルキー側、液晶側ボディとも薄くなっている。ちょうど、905SHの液晶背面までの厚みが911SH全体の厚みと同じだ(左)。画面を見やすい角度でロックする機構も受け継がれた(中央)。ワンセグアンテナの長さや可動範囲も似ている(左)
ワンセグ放送を受信しながらの比較。ディスプレイが大きくなったが、液晶側ボディのサイズはあまり変わっていない。ダイヤルキー側ボディが長くなり、ボタンが大きくなっている。テレビボタンは文字ボタンと共用になり、終話キーのすぐ下に移ったアウトカメラは有効画素数200万画素のCMOSを採用。最大記録サイズは1600×1200ピクセルで、横型画面にした状態では1200×720ドットのワイド画面撮影が可能。11のシーンモードを切り替えられ、最大約20倍のデジタルズームに対応する。また、最大VGA(480×640ピクセル)の動画撮影に加え、ワイド画面を生かした400×240ピクセルでの音声付きムービーも行える。
また、2005年に発売した主な携帯電話のメニュー画面に似せたスキンをダウンロードできる「おなじみ操作」にも対応。他キャリア・他メーカーのメニュー画面に似せることができ、慣れた端末に近い操作環境を提供する。そのほか、Yahoo!ケータイ、Yahoo!mocoa、S!タウン、ホットステータス、サークルトーク、PCサイトブラウザ、3Gお天気アイコン、ライブモニター、アレンジメール、マイ絵文字、フィーリングメールなどの新サービスが利用できる。日本語入力システムはケータイShoin4を採用した。
3インチ液晶+22ミリ薄型の“AQUOSケータイ 2nd Model”──「911SH」
新機種投入で“スリム、ワンセグ=ソフトバンク”を目指す──ソフトバンクモバイルの太田氏
HSDPA、光学3倍ズームの500万画素カメラも──ソフトバンク、13機種54色の新モデル
“後だしジャンケン”の最強ワンセグ携帯――写真で解説する「905SH」Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.