12月26日夜に台湾で発生したマグニチュード6.7の地震の影響で、中国、韓国、日本、東南アジアなどで通信障害が発生した。
台湾の最大手通信会社Chunghwa Telecomは、この地震で同社の国際海底ケーブルが切断されたと報告している。同社は修理に2〜3週間かかるだろうと述べている。
日本ではこの地震の影響により、松井証券、オリックス証券などのネット証券で中国株取引サービスに障害が発生している。またNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルの国際ローミングサービスが利用できなくなっている。
また報道によると、シンガポールでインターネット接続速度が一時低下したり、韓国のCitiBankのオンラインバンキングサービスとATMが機能しなくなるなどの影響もあったという。
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