日本電気は4月12日、映像メディア自動変換ソフトウェア「MM GATE」の機能強化版を発売した。
「MM GATE」は、PC向けの動画や静止画などのメディア素材を、携帯電話端末、PDA、カーナビなどの機器で閲覧できるよう自動変換するソフト。データフォーマットやスクリーンサイズ、ファイル容量を個々の端末にあわせて自動変換し、最適化する。
今回の機能強化版では、PC向け動画SNSサイトに含まれる長時間動画を自動分割する機能や、携帯向けのダウンロードページを自動生成する機能が追加されたほか、携帯電話向けの動画に字幕を挿入する機能、データ構造に欠陥のある静止画・動画に対して、不良箇所の排除や補完などを行う機能を追加した。
また、現行製品に比べて画像変換処理速度が約3割向上しており、搭載するサーバにExpress5800/120Ri-2を採用したことで、さらに処理速度が約2.5倍向上するという。
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