SIMが実現する新たな世界――次世代「W-ZERO3」などコンセプトモデルを多数展示WILLCOM FORUM & EXPO 2007

» 2007年04月12日 22時23分 公開
[ITmedia]

 ウィルコムは4月12日と13日の2日間、東京国際フォーラムで「WILLCOM FORUM&EXPO 2007」を開催している。本イベントでは、「PHSアドバンテージ」「プロダクトラインナップ」「PHSアドバンス」「ビジネスケース」「ビジネスソリューション」「マシンコミュニケーション」の6シーンに分けて“今、なぜPHSなのか?”を紹介。中でも、多数展示されていたSIM STYLEコンセプトモデルに注目が集まっていた。

photophoto W-ZERO3 future edition
回転2軸ヒンジ・ワンセグ・5Mピクセルのカメラを搭載。2枚のW-SIMを使うことでさらなる高速化を実現。フォルムも高級感が漂っている

photophoto push-up
ボタン操作で画面部分がスライドする“プッシュアップ機能”を採用。格納時の小画面は通常通話時やRSSリーダーのサマリー表示に、プッシュアップしたフル画面ではメールやブラウジングにと、用途に合わせて画面サイズを選択できる

photophoto hard customize
最低限の操作性を備えたコアユニット端末に、ユーザーの好みや用途に合わせた各種インタフェースを組み合わせて使える

photophoto compact-shell
女性の手のひらにもすっぽり収まるコンパクトな端末。ジュエリーのような、高級感あふれる仕上がりを目指したという

photo music headphone
右側のイヤーパッドに「ミュージック」の操作系を、左側のイヤーパッドに「携帯」の操作系を集約。音楽のストリーミング再生やラジオを高音質で楽しめる

photophoto data-card for USB(左)
通信が始まるとアンテナが傘のように開くUSB接続タイプのデータ端末。アンテナは開くことでダイバーシティ効果を発揮し、高速で快適な通信環境を提供するという
data-card for Express(右)
自由に曲がる引き出し式アンテナを備えるExpressCard/34対応データ端末

photo W-SIM future model
マイクロセル網が進化すれば、W-SIM自体も進化する。付加価値を持ったさまざまなW-SIMが登場するのも、そう遠くないだろう
photo waterproof viewer
お風呂の中でも電子書籍や映像が楽しめる防水型ビューアーのSIM STYLE。文庫本サイズで、全画面表示に対応。コンテンツに応じて操作キー上の表示も変更されるので、最適なスタイルで視聴できるという
photo イエデン
家庭用電話機としてはもちろん、そのまま屋外に持ち出して携帯としても使えるSIM STYLE。デザインは懐かしの黒電話をモチーフにしている

photophoto plamo phone
SIM STYLEの“各種認定機関の認証不要”というメリットを生かしたプラモデルタイプの端末。自分で組み立てられるのが最大の特徴だ

photo あんしんバー
懐中電灯・ラジオ・緊急通報装置が一体化しており、1本で3役をこなす。乾電池で駆動するPHSならではの省電力が生きる非常用品。非常持ち出し袋の中に常備しておけるサイズだ
photo nico.bell
通学中や遊びに出かけた子どもの位置情報を検索できるだけでなく、上部のキー部分を引き抜くと、100デシベルもの大音響ブザーが鳴り、指定先へ緊急通知メールを発信する
photo W-SIM×4:box(上)
PC利用頻度の高いユーザーも安心の、無線/有線LAN対応の据え置き型高速DBルータ
W-SIM×∞:conect(中央)
自由に連結でき、拡張も可能なブロック型ルータ
W-SIM×4:bit(下)
コンパクトでキュートなデザインのキューブ型ルータ

photo あんしんタップ
家庭用コンセントを利用し、高齢者宅などの家電製品使用状況を検知し、指定端末へメールで知らせるセキュリティー用SIM STYLE。タップに検知装置が組み込まれており、複数台の状況もモニタリング可能。24時間のセキュリティサービスとともに、緊急通報ボタンも設置している
photo TVめ〜る
家庭にあるテレビを使って手軽にメールの送受信ができるテレビ接続型SIM STYLE。メールを受信するとウィルコムロゴの点滅で知らせ、返信も簡単なリモコン操作のみで行える
photo くまふぉん
例えば右手を握ればお母さん宛てに、左手を握ればお父さん宛てに発信、といったことが可能なくまのぬいぐるみ型SIM STYLE。着信時は耳がブルブルと震え、鼻を押して応答する

 先にも述べたように、展示された端末はすべてコンセプトモデル。「ウィルコムのSIMは多分野にわたって使えること、大きな可能性を秘めていることを見せたかった」(説明員)との目的で展示しており、製品化に向けた動きは今のところない。

 なお、ルータ3つ(W-SIM×4:box、W-SIM×∞:conect、W-SIM×4:bit)とあんしんタップ、TVめ〜る、くまふぉんは動作モデルとなっていたが、「実現できるものもあるということを見せるためで、安全性の検証などを行っていない」(説明員)ことから、実際に触ることはできなかった。

 すべてのコンセプトモデルはウィルコムが作っており、会場にはシャープ製スマートフォン「W-ZERO3」の進化形ともいえる「W-ZERO3 future edition」も登場した。「ユーザーの皆さんに、SIMにはこんな使い方ができるという可能性を知ってもらう。これがイベントの大きな目的ですが、メーカーに対して“こんなことを一緒にやりませんか”という提案の意味合いも強く、“これができるのならこんなことはできないだろうか”という意見が出てくることを期待している」(説明員)

 製品化に向けた動きはないものの、「W-ZERO3 future editionはラグジュアリーな、持っているだけでステータスになる端末。限定モデルでやってみると面白いかもしれない」(説明員)とウィルコムの意欲は十分だ。熱意あるメーカーからのアプローチがあれば、今回展示されたコンセプトモデルをベースにした端末が製品化される可能性もあるだろう。

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