アクロディアは4月23日、同社が開発した携帯端末向けユーザーインタフェース・プラットフォーム「VIVID UI」が、NTTドコモの「FOMA 904i」シリーズ(4月23日の記事参照)に搭載されたことを発表した。
VIVID UIは3Dグラフィックス、アニメーション、ムービーなど各種マルチメディアコンテンツを統合的に扱えるミドルウェアで、ユーザーはそれぞれの好みに合わせ、グラフィカルなメニューや待受画面により端末を簡単にカスタマイズできる。
また、ドコモから提供される「きせかえツール」にもアクロディアのVIVID UIオーサリング技術が採用されており、同ツールを使用することで、メーカーやコンテンツプロバイダは、容易にVIVID UI対応コンテンツを作成することができる。シャープ製904i端末では、VIVID UIの搭載により、メニューの背景に大画面のムービーを設定するなど、リッチなグラフィックス表現が可能となっている。
同社は携帯電話以外の領域も含め、今後、VIVID UIの提供を拡大していく予定だという。
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