1つの端末で、2つの電話番号と2つのメールアドレスを利用できるのが、ドコモの「2in1」。それぞれの電話番号分の基本使用料を払う必要があるのかという質問が寄せられた。
2in1は、Aモードが通常の携帯電話契約で、Bモードは2in1向けの専用料金プランという位置づけになる。そのため利用にあたっては、Aモードの基本料金(パケット割引プランなどを含む)とBモードの月額利用料945円/月を支払うことになり、Bモード用の基本料金を支払う必要はない。
Bモード利用時の通話料やパケット通信料は、Aモードに準じた金額となり、無料通話分もAモードのものがBモードにも適用される。パケットパックやパケ・ホーダイなどの割引プランについても、Aモードで契約していればBモードでの利用分にも適用される。
Aモードでマイメニューに登録したiモードサイトや、ダウンロードした着メロ、着うた、着うたフル、アプリなどのコンテンツをBモードに切り替えた際に利用できるかという質問が寄せられた。ドコモによると「メール機能を使うアプリは利用できないが(BモードではWebメールを利用することになるため)、大半を利用できる」とのことだ。
2in1契約したFOMAカードを、904iシリーズより前の2in1非対応端末に差した場合、メールや通話の着信を確認できるのかという質問が届いた。ドコモによると、通話についてはAモード宛てかBモード宛てかは確認できないものの、着信は通知され、通話も可能としている。ただしメールについては、メールが届いたことは通知されるが、Webメールサイトにアクセスできず、内容は確認できない。
AモードとBモードのそれぞれに電話帳を持つことができることから、アドレス帳の容量も倍になったのかという質問が寄せられた。
ドコモによると、アドレス帳の容量は特に増えておらず、例えば1端末1000件登録可能な場合は、それをAモードとBモードで分けて使うことになるという。
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