東芝製の「912T」は、磨き上げられたステンレスボディによる輝きと、裏面のラバー調コーティングによる質感を演出する、先鋭的なフォルムが特徴のHSDPA対応ハイエンド端末だ。
そのコンセプトや仕様は2007年春モデルのハイエンドモデル「911T」とはやや異なり、回転2軸ボディとワイドQVGA(240×400ピクセル)表示対応の2.8インチディスプレイを採用し、厚さ16.9ミリの薄型ボディを実現した。
主な機能はワンセグ、Bluetooth(ワイヤレス音楽再生含む)、S!FeliCa、3Gハイスピード(HSDPA)、広角対応の320万画素AFカメラ、GPS、着うたフル再生、くーまん、PCサイトブラウザ、PCドキュメントビューアなど。GPS(S!GPSナビ)に対応する反面、911Tで評価の高かった3インチのワイドVGAディスプレイや1Gバイトの内蔵メモリの採用は見送られた。
今回、ディスプレイ面に新たな操作デバイス「タッチスイッチ」を採用。ディスプレイを回転して折りたたむターンオーバースタイル時に、ワンセグのチャンネル切り替えやカメラのデジタルズーム操作、ブラウザのスクロールなどを指でなぞって操作できる。
外光の乱反射を抑えるクリアスクリーンを採用し、ワンセグ視聴時に映像を鮮明に表示する工夫を盛り込んだ。さらに、ワンセグ音声のBluetooth出力やmicroSDへの録画、横向きフルスクリーン/情報表示付き横向き表示/縦向き表示の切り替えが行える。
そのほかAF付きの有効324万画素CMOSカメラに、広角レンズと進化した美肌撮影機能を搭載。美肌撮影機能はオムロン開発の顔センシング技術を採用し、顔の肌色や目、鼻の領域を検出することで、被写体が最も美しくなるよう補正する。
機種名 | 912T |
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サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約49×103×16.9 |
重さ | 約135グラム |
連続通話時間 | 約150分 |
連続待受時間 | 約350時間 |
ワンセグ視聴時間 | 約3.5時間 |
カメラ | AF・手ブレ補正付き有効約324万画素CMOS(広角レンズ) |
外部メモリ | microSD(別売、最大2Gバイト) |
メインディスプレイ | 約2.8インチ(240×400ピクセル)クリアスクリーン液晶、26万色表示 |
サブディスプレイ | 約0.8インチ(39×96ピクセル)有機EL |
ボディカラー | シルバー、ホワイト、ブルー、ブラック、シャンパン、プラム、グリーン |
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