“小さなケータイ”の中で“大きな塊”を生み出す快感――「塊魂 モバイル」動画で見る直感ゲーム

» 2007年06月15日 11時59分 公開
[網野三平,ITmedia]

 2004年にプレイステーション 2で登場した「塊魂」は、“身長5センチ”の小さな王子を操作して塊を転がし、塊をどんどん大きくしていくアクションゲーム。ステージに配置してあるさまざまなアイテムを塊で巻き込んで大きくするというシンプルなルールと、奇抜な世界観でスマッシュヒットを飛ばした。


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コンテンツ名 「塊魂 モバイル」
料金 月額315円
対応機種 「904i」シリーズ、「P903i」「P903iX HIGH-SPEED」
※「P904i」「SH904i」は直感モードに対応
アクセス ・iモード:「メニュー/検索」→「ゲーム」→「ゲームパック」→「ナムコ・ゲームス」
・携帯メールで検索!『game@mtap.jp』件名に「ゲームタイトル」を入れて送信!

シンプルなルールに加え、シンプルな操作系を実現

 3Dの塊魂としては初のケータイ版となる「塊魂 モバイル」は、これまでのシリーズ作品と同様に、塊を大きくすることを目的とする。最初のステージは「タケダ家」。消しゴムやノート、ペットボトルなど、日常生活でおなじみのアイテムを多数配置しているのが特徴で、巻き込むものには事欠かない。

 最初はキャラメルや画鋲といった小さいアイテムしか巻き込めないが、塊が大きくなればペットボトルやポットなどの大きなアイテムを巻き込めるようになる。これを繰り返して塊をどんどん大きくしていくのが、本作の基本的なセオリーだ。ただし、塊より大きなアイテムは巻き込めないばかりか、ぶつかるとせっかく巻き込んだアイテムが塊から少しはがれてしまう。このため、塊よりも大きなアイテムを避けながら家の中を探索し、ちょうどいい大きさのアイテムを捜すことになる。

photophotophoto (C)2007 NBGI

 5つあるモードのうち、「エターナルモード」以外の4つ――「ストーリーモード」「タイムアタックモード」「サイズぴったりモード」「直感モード」には時間制限が設けられている。それほど切羽詰まったものではないが、時間短縮を目指すのであれば、どういった順序で転がせば効率よく塊を大きくできるかをよく考えて行動したい。

 ちなみに直感モードは、端末を傾ければ画面中の塊も転がるモードで、塊を大きくするというシンプルなルールに加え、シンプルな操作系を実現している。シリーズ初心者であってもほとんど説明を受けることなく、またシリーズ経験者であれば新鮮な気持ちで楽しむことができるはずだ。

 熱中度は極めて高く、直感モードの存在もあり一体感はシリーズ屈指と言える塊魂 モバイル。プレイ後に散らかった自分の部屋を見て、“塊を転がしてキレイに丸められたらどんなに楽だろう……”と考える人は少なくないだろう。

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