ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製のスタンダードFOMA端末「SO704i」は、2007年春モデルとして登場した「SO703i」のマイナーチェンジモデルで、基本的に同じ仕様のハードウェア・ソフトウェアとなっている。
SO704iがSO703iと最も違うのは、着せ替え可能な「Style-Upパネル」により“Dreamy Twinkle”と呼ばれる幻想的なイルミネーションを背面パネルに演出する点だ。パネルには半透過素材が使われており、サブディスレイの内容を浮かび上がるように表示できる。ここまではSO703iと同じだが、SO704iの背面にはさらに大小6つのLEDがレイアウトされており、パネルごとに異なるパターンのイルミネーションを点灯させられる。
SO703iでは、デザインだけでなく香りシートをはり付けられ、香りも着せ替えることができた。SO704iでは、そのデザインとイルミネーションを着せ替えることができるわけだ。
ただし、製品に付属するStyle-Upパネルは1種類。標準では、PINK×BUTTERFLY(ボディカラー×Style-Upパネル)、SILVER×SHINE、PURPLE×STARと3つのバリエーションがあり、そのほかは別売り専用として6種類を用意する。SO703iのStyle-Upパネルと同様に、ドコモショップや量販店の携帯電話売り場で販売する予定だという。またパネルを購入すると、専用の着せかえメニューがダウンロードでき、パネルの世界観に合わせて端末のインタフェースをカスタマイズできる。


閉じた状態の「SO704i」(PINK×BUTTERFLY)。カラーバリエーションは3色で、本体色に合わせたパネルが付属する。金属蒸着処理されており、ハーフミラーのような質感になっている(左)。背面にカメラとFeliCaチップを配置。カメラはAF付きとなり、マクロ切り替えようスイッチが廃された(中央)。ダイヤルキー・ソフトキーは継ぎ目を感じさせないシートキーになった
Style-Upパネル“ANGEL HEART”を装着したSO704i。SO704iのイルミネーションは“Dreamy Twinkle”と呼ばれ、開閉時や通話着信時、メール受信時にサブディスプレイ内にオリジナルアニメーションを表示する。さらに大小のLEDがランダムに点灯し、パネルごとにデザインされたパネルの透過部分を浮かび上がらせるCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.