インプレスR&Dのシンクタンク部門インターネットメディア総合研究所は2月22日、スマートフォン利用動向の調査結果を発表した。
同調査によれば、携帯電話やPHSの個人利用者でのスマートフォンの利用率は3%と少数だが、「知らない、わからない」を除いた認知度は39%となった。利用率を年代、性別で見ると、男性の利用率は10代から40代で5%と若干高く、女性では最も利用率が高い20代でも2%と、女性に比べて男性のほうが利用率は高い。
また、携帯電話やPHS(通信カード型を除く)を法人契約している企業は34%。それら法人のうち、利用している携帯電話やPHSの種類をみると、「一般消費者向けの携帯電話やPHS」が60%で最も高く、「スマートフォン」は8%だった。また、企業全体を対象にすると、その比率は3%に留まっている。
他方、スマートフォン利用者の満足度は、「どちらかといえば満足している」が50%と半数を占めており、「満足である」の18%を合わせた満足している層は68%と高い数値になった。満足している層は若年齢層ほど高く、20代で74%、10代では80%に達した。
インターネットメディア総合研究所は、これらの調査結果を掲載した「スマートフォン ―利用動向調査報告書(7)」を発行した。166ページ A4判簡易製本の報告書で、冊子版の価格は5万円、Webで100名まで共有して利用できるサイトライセンスの利用期限1年版が5万円、利用期限なし版が10万円、PDF印刷可能版が5万円、PDF印刷不可能版が2万5000円。
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