Apple、SDKを含む「iPhone 2.0」β版を発表

» 2008年03月07日 06時43分 公開
[ITmedia]

 米Appleは3月6日、6月に正式版のリリースが予定されている「iPhone 2.0」のβ版を、一部の開発者と企業顧客向けにリリースすると発表した。iPhone 2.0のβ版は、iPhoneソフトウェア開発キット(SDK)に加え、データ同期サービスのMicrosoft Exchange ActiveSync、暗号化技術のCisco IPsec VPNなど、企業ユーザー向けサービスをサポートする機能を含んでいる。

 iPhone SDKは、iPhoneおよびiPod touch向けのアプリケーションを開発するためのiPhone OS APIと各種ツールを提供する。iPhone SDKのβ版は全世界で無償でダウンロードでき、Mac上で動くiPhone Simulatorで動作させることができる。

 またAppleは同日、開発者プログラム「iPhone Developer Program」の立ち上げと、ユーザーがサードパーティー製アプリケーションをiPhoneおよびiPod touchで検索したり直接ダウンロード購入できるアプリケーション「App Store」を発表した。

 App Storeでは、開発者は自分のアプリケーションの価格を自由に設定(無料を含む)でき、売り上げの70%を得ることができる。企業ユーザーは自社の従業員のみがアクセスできるセキュアなダウンロード用ページをApp Store内に設置することができる。App Storeにアプリケーションを掲載するには、Appleの認可が必要。

 iPhone SDKは、β版の段階ではiPhone Developer Programに参加し、ソースコードを入手して実験できるのは一部の開発者のみとなる。開発者プログラムのメンバーには2種類あり、「Standard Program」は年間99ドルで、iPhone SDKおよび開発ツールの入手、iPhoneアプリのプレリリース版へのアクセス、テクニカルサポート、iPhoneでテストするためのコード入手、App Store経由でのアプリケーション販売が可能。「Enterprise Program」は企業向けサポートが含まれ、年間299ドルとなる。

 AppleはiPhone 2.0の正式版を、6月末までにリリースする計画。iPhone向けに開発されたサードパーティーのアプリケーションはiPod touch上でも動作するが、ソフトウェアップデートを購入する必要がある。iPhone Developer Programはまず米国のみの運営となるが、今後対応国を拡大していく計画という。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月26日 更新
  1. 「Androidのマイナンバーカード」がスタートするもフル機能対応機種が少ない件 ポイントは「StrongBox」という仕組み (2026年10月24日)
  2. ダイソーで1100円の「USB Type-C to HDMIケーブル」でスマホの画面をテレビに映すとどうなる? 対応機種なら試してみる価値あり (2026年10月24日)
  3. 「iPhone Duo」はLINEもポケモンGOも“黒い”余白だらけ? 日本の定番アプリは未対応が多く (2026年10月23日)
  4. 進化した「Siri AI」で感じた、iPhoneの操作を一変させる実力 「AI出遅れ」の汚名返上なるか (2026年10月24日)
  5. デジタル庁が「Androidのマイナンバーカード」対応機種を公表 属性証明機能を使える機種は限定的 (2026年10月19日)
  6. iPhone Duoを使って痛感した「Face ID」のありがたさ 充電スタンドに置いたまま通知が見られない不便さに苦しむ (2026年10月24日)
  7. ダイソーで330円の「人感・明暗センサーLEDバーライト(Type-C)」が意外と便利 1人暮らしの帰宅時や非常灯に便利  (2026年07月18日)
  8. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  9. きょう発売の「iPhone Duo」、Apple 表参道でゲットしてきた 早速開封レポート (2026年10月23日)
  10. KDDI、子会社モビコムのモンゴルでの火災について事実関係を公表 「法令違反行為を行っていない」 (2026年10月24日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー