「iPhone Duo」はLINEもポケモンGOも“黒い”余白だらけ? 日本の定番アプリは未対応が多く(1/2 ページ)

» 2026年10月23日 23時55分 公開
[山口恵祐,ITmedia]

 Appleが10月23日に発売した折りたたみスマートフォン「iPhone Duo」。閉じれば5.4型、開けば7.6型の大画面になる同社初のフォルダブル端末として注目を集めている。ただ、発売直後からSNSでは、アプリの表示が最適化されていないとの指摘も出ている。実際、日本で日常的に使われている主要アプリの多くは、まだDuoの大画面に対応しきれていない。36万4800円からと高価な端末だけに、もどかしさを感じるユーザーもいそうだ。

photo 折りたたみスマートフォンの使い勝手は、アプリの対応で決まる?

開いても“iPhoneサイズ”のまま中央に表示

 iPhone Duoのインナーディスプレイでは、アプリ開発に用いるソフトウェア開発キット(SDK)のバージョンによって、表示のされ方が3段階に分かれる。iOS 26以前のSDKでビルドされたアプリは従来のiPhoneと同じサイズで表示され、周囲に黒い余白ができる。

 iOS 27のSDKでビルドされたアプリは表示領域こそ広がるものの、一部に余白が残る。画面いっぱいに表示されるのは、iOS 27.1以降のSDKでビルドされたアプリに限られる。

 例えば「LINE」をインナーディスプレイで開くと、画面中央にiPhoneと同じ大きさのUIが表示され、周囲は黒い帯で囲まれてしまう。本体を横向きに持っても縦長の表示のまま中央に配置され、使われるのは画面の横幅の3分の1強にとどまる。

photo インナーディスプレイで開いたLINE(拡大前)
photo iPhone Duoに対応していないアプリを起動した際の挙動

 画面右下の拡大ボタンを押せば、画面の幅いっぱいまで表示を引き伸ばせる。ただし、これはあくまで拡大表示であり、文字やボタンが大きくなるだけで、一度に表示できる情報量は変わらない。2010年に初代iPadが登場した際、iPhone用アプリを2倍に拡大して表示していたのと同じ仕組みだ。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月24日 更新
最新トピックスPR

過去記事カレンダー