花より男子ファイナル「盗まれたティアラの行方がわかったぞ」Mobile&Movie 第313回

» 2008年07月04日 12時12分 公開
[本田亜友子,ITmedia]
作品名花より男子ファイナル
監督石井康晴
制作年・製作国2008年日本作品


 今回ご紹介する作品は、人気漫画原作でドラマも大ヒットした『花より男子ファイナル』。ドラマパート2の最終回では、司にプロポーズされたつくし。その4年後が描かれていますが、F4の友情は依然携帯電話で結ばれていました。

 牧野つくし(井上真央)は、超貧乏な家庭に育った女の子。両親の夢であったセレブが集まる英徳高校に入学してからは、価値観の違いにとまどう日々でした。そんな中、学園を牛耳る4人組F4(花の4人組FLOWER4の略)と出会い、反発しながらもF4のリーダー道明寺司(松本潤)と惹かれ合うようになりました。

 紆余曲折を経て司はつくしにプロポーズし、それから4年後、晴れて婚約発表をすることに。大財閥・道明寺ホールディングスからの記者発表として、婚約のニュースは全世界へ配信されました。ただし、司は相変わらずの“オレ様ぶり”で、婚約の段取りもすべて勝手に決めていました。つくしは振り回されながらも、何とか司の思いを受け止めようとします。

 当初は交際を反対していた司の母(加賀まりこ)から、結婚の記念にと“ヴィーナスの微笑み”という宝石でできたティアラを受け取ったつくし。“ヴィーナスの微笑み”は、永遠の愛を手に入れられるという言い伝えがある道明寺家の家宝。時価数億円というあまりの豪華さに、つくしはやはり自分とは身分が違いすぎるのではと疑問を持ち始めます。そんなつくしの心の隙を付くように、受け取ったばかりのティアラが何者かに、奪い去られてしまいます。司はティアラを取り戻さないと母に結婚を認めてもらえないと、必死で後を追いますが、逃がしてしまったのでした。

 手を尽くして司が調べたところ、ティアラの強奪に協力した男が、ラスベガスにいるという情報を入手します。あまり目立つ行動をして司の母に気付かれないように、遠回りしてラスベガスを目指すつくしと司。やっとの思いでラスベガスへたどり着きますが、あと一歩のところでチャンスを失ってしまったのでした。

 肩を落とす司の携帯電話に、F4のメンバー美作あきら(阿部力)から連絡が入ります。

 「盗まれたティアラの行方がわかったぞ」

 困った時に頼りになるのがF4。卒業後も4人の友情は続いていたのでした。美作は家業の裏社会の仕事で幅を利かせて、今では香港では有名な存在。

 「香港の裏オークションに“ヴィーナスの微笑み”が出品されるらしい」

 と司に教えてくれたのでした。やがて、F4の他のメンバー、花沢類(小栗旬)、西門総二郎(松田翔太)も合流し、5人で香港に乗り込むことに。

 つくしと司は、無事にティアラを取り戻すことができるのでしょうか? そして、ティアラを盗んだ犯人の目的とは? “ありえないっつーの!”と叫びたくなるような、少女漫画王道のロマンティックなストーリーが堪能できる作品です。

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