トランは9月19日、同社が開発したデータ制御装置とソフトバンクモバイルおよびソフトバンクテレコムの通信網を利用した「らくらく位置情報サービス」の実証実験を、ANZEN Groupのタクシーで9月20日に開始すると発表した。
らくらく位置情報サービスは、タクシーの位置情報付き動態情報などを、必要とする人や企業、団体にインターネットを介して提供するASPサービス。利用者とタクシーそれぞれの位置情報をリアルタイムでマッチングし、自動で配車を行える。
通信インフラとしてソフトバンクモバイルの3G携帯電話網およびソフトバンクテレコムの通信網を利用し、デジタル無線と同等以上の動態管理や、クレジットカードや電子マネー決済などでの利用を低コストで実現するという。
同サービスは2008年12月に提供開始する予定。今後はGPSと通信インフラを利用し、タクシー業界に加えバス、トラック、移動販売業界向けのシステム開発を進めて、順次提供するとしている。
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