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“2WAYキー”の仕組み
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P906iまで、横向きのまま使えなかった機能に「文字入力」があった。しかしこの2WAYキーにより、ほぼ解決かなと思える。メール文章の入力はもちろん、フルブラウザ利用時の検索キーワード入力なども快適に行えるようになった。
キー入力を主に右手の親指で行うユーザーであれば、横向きにしても同じ配列のまま、同じように文字を入力できる──。はずなのだが、どうもいつもの感覚と異なるのでキーを探してしまい、当初はスムーズに入力できなかった。やはりクリアキーや十字キーが縦向き時とは位置が少し異なることも含めて、若干の慣れは必要かもしれない。なお、同じく端末を両手に持って、右手はテンキーで文字入力、左手はカーソル操作や変換・決定などの操作を分離して同時に行えるような入力に慣れたユーザーであれば慣れるのも早そうだ。
外観デザインは出っ張りがないプレーンでスクエアな形状をP906iから継承した。タッチパネルやタッチセンサーといった流行のデバイスは備えないが、2WAYキーにより、それを補う横向きの利用スタイルをさらに便利に使えるようにしたというところだろう。カラーはフロスティホワイト、シャンパンピンク、グラマラスレッド、グラファイトブラックの4色で展開する。カラー別に背面パネルの意匠が異なっているのが特徴の1つで、フロスティホワイトは半つや消しのさらりとした手触り、シャンパンピンクは光沢のあるつややかなパネル、グラマラスレッドとグラファイトブラックはクリアパネルの下に革調や細かい格子柄といったテクスチャー加工が施されている。
このほか、P701iDやP702iDに採用したあざやかなイルミネーション機能「ヒカリドロップス」が復活。パネルの中央からイルミネーションが大きく浮かび上がるように点灯する。

裏面にカメラ、スピーカー、FeliCaマークがある。カメラはかなり高機能ではあるものの、やや出っ張ってしまったのが非常に残念。おサイフケータイユーザーはこの裏面を改札やリーダーなどに触れる機会が多くなるが、出っ張っているところから塗装がはげてきてしまいそうだ。バッテリーは3.7V/800mAhの「P19」タイプ。形状はP906iの「P16」とかなり似ているが、P19は容量が少し多い。連続待受時間は約640時間(P906iは3G時約580時間)、連続通話時間は約200分、ワンセグ連続視聴時間は通常モード時で約270分(同、200分)で、P906iよりかなり向上したようだ。|
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ヒカリドロップスの“光りパターン”いくつか
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着信時の様子
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