写真で解説する「P-04A」「P-05A」(1/2 ページ)

» 2008年11月07日 21時54分 公開
[岩城俊介,ITmedia]

 30〜40代の男性をメインターゲットに、“オトナ”向けモデルとして展開するパナソニック モバイルコミュニケーションズ製の「P-04A」。余計なものをそぎ落としたデザインや手にした時にひやり感じると心地よいステンレス素材の質感、片手でスマートに使えるワンプッシュオープンなど、腕時計や万年筆、ネクタイピンなど、ワンポイントにこだわりたい「大人の男のアイテム」として所持しても違和感のない仕上がりとなっている。

photophoto パナソニック モバイル製の「P-04A」。カラーはBLACK、RED、SILVERの3色を用意する。背面のステンレスパネルはサーキュラー加工が施され、光の反射により、少し違う表情になる

 厚さ9.8ミリのボディは、前モデル「P706iμ」から引き継いだ3G折りたたみ端末最薄を実現。さらに、フルワイドQVGAの3インチディスプレイやアンテナ内蔵型ワンセグといった機能に加えて、新たにGSM国際ローミング(WORLD WING 3G+GSM)と下り最大7.2MbpsのFOMAハイスピード(HSDPA)に対応。カメラもAF付きの320万画素になった。

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photophoto カラーごとに背面パネルの意匠とダイヤルキーの色が異なる。ダイヤルキーは薄型モデルだけにシートキーだがキーの表面を凸状に仕上げた、auの「W61P」のようなレリーフキーを採用した。しっかりと凸部分に指がかかり、目をつぶっても指の感覚でキーをなんとなく操作できる。シートキーといっても操作性はそれほど悪くはない
photophoto 本体左側面にワンプッシュオープンボタンとmicroSDスロットを搭載。microSDHCにも対応し、最大16Gバイトまでメーカー動作確認がとれている。右側面はストラップホールと上(メモ)/下(マナー)キー。充電/通信端子は底面に備える

 もう1つ、兄弟モデルとしてカメラレスの「P-05A」もラインアップする。P-05Aはカメラ付き携帯の持ち込みが禁止されている職場に勤務する人や、そもそもカメラなど必要ないというユーザー向けのセキュリティに配慮したビジネス向けモデルとして展開する。カメラの有無以外に「P-04A」との機能面で大きな差はないが、本体カラーや背面パネルのデザインに若干の違いがある。

photophoto 背面に約320万画素のオートフォーカスCMOSカメラを搭載するP-04Aに対し、カメラレスの「P-05A」も用意する。P-05Aはカメラがない分質量が2グラム軽い約103グラムとなるが、サイズはまったく同じだ。カラーはソリッドブラック1色のみとなっている。背面パネルは工具の金属グリップに用いるような細かいチェッカリング加工が施されている
photophoto 左がP-04A、右がP-05A。P-05Aはステンレス素材を用いるのは同じだがパネルデザインや色が異なり、ややマットな印象を受ける。このほか、P-05Aには3つの通知LEDにそれぞれ、メールや着信といった内容がわかるアイコンを配置し、「EXTREME SLIM」「CAMERALESS」といった刻印があるが、P-04Aはこれらがなく「9.8mm」の刻印が代わりにある
photophoto 320万画素AFカメラを備える「P-04A」(左)とカメラレスの「P-05A」
photophoto P-04Aの[カメラ]キーは、カメラレスのP-05Aでは[ICレコーダー]キーになる。このキーから直接ICレコーダー機能を起動でき、すぐに録音できるようになっている
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