ソフトバンク傘下のSprint、T-Mobileと合併へ 5Gのネットワーク構築を有利に

» 2018年04月30日 06時59分 公開
[田中聡ITmedia]

 ソフトバンクグループは4月29日(米国東部時間)、同社の子会社である米Sprintが、米T-Mobileとの合併に関して最終的な合意に達したと発表。合併後の社名は「T-Mobile US」となり、持ち株比率は(T-Mobileの親会社である)ドイツテレコムが41.7%、ソフトバンクグループが27.4%。

 T-Mobileは米国でシェア第3位の携帯キャリア。第4位のSprintと合併することで米国のキャリアは3社になり、上位のVerizonとAT&Tと競争を繰り広げることになる。

T-Mobile ソフトバンクグループのプレスリリース

 ソフトバンクグループはT-Mobileとの合併によって、T-Mobileがこれまで実践してきた「Un-carrier」戦略(2年契約途中で解約した際の解除料をT-Mobileが負担するなど、従来のキャリアが行ってこなかった新しい戦略のこと)をさらに推進する。また、T-Mobileが保有するネットワーク規模を活用することで、全国的な5Gネットワークを迅速かつ高密度でに構築できることも、合併の理由の1つだとしている。

T-Mobile T-Mobileも、「5Gの革新を加速させる」というタイトルでリリースを出している

 ソフトバンクグループは、以前からSprintとT-Mobileの統合に向けて交渉を進めてきたが、オバマ政権下で米連邦通信委員会(FCC)から却下された経緯がある。今後、SprintとT-Mobileの株主と、規制当局の承認などを経て、2019年半ばまでに取引が完了する見通し。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年09月21日 更新
  1. 「マイナポータルアプリ」が「マイナアプリ」へ刷新されて何が変わった? メリットや利用方法を解説 (2026年09月20日)
  2. iPhone 18 Proに保護フィルムを貼るとFace ID認証できない不具合 原因は“赤外線カメラの位置” (2026年09月19日)
  3. Androidでおサイフケータイを使いたくない理由 初期化で消えないデータと売却時の落とし穴 (2026年09月19日)
  4. フォルダブル歴5年の筆者も驚いた「iPhone Duo」の完成度 ソフトウェアの力で再定義できるか (2026年09月19日)
  5. 出そろった「iPhone 18 Pro」の価格を4キャリアで比較 ソフトバンクが衝撃の安さ、楽天モバイルが異例の施策 (2026年09月13日)
  6. 「おサイフケータイ」のリセット方法を改めてチェックする(新しめの機種限定) (2026年09月07日)
  7. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  8. iPhone Duo、256GBで36万4800円は妥当な価格設定なのか――アップル離れを招きかねない「既存モデルの価格改定」 (2026年09月20日)
  9. IIJに聞く“eSIMサポート”の裏側 「つながらない」「消した」なぜ起こる? 現場が打つ次の一手 (2026年09月18日)
  10. 望遠レンズを手軽に使える、vivoのカメラフォン入門機「X300 FE」 (2026年09月20日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー