外出先でスマホを手軽に充電 モバイルバッテリーのシェアリングサービスが増加:スマホ×バッテリー快適ライフ

» 2019年09月04日 10時00分 公開
[井上晃,ITmedia]
モバイルバッテリー モバイルバッテリーのシェアリング・レンタルサービスが増えている。写真は「ChargeSPOT」

 モバイルバッテリーを借りて利用できるシェアリング・レンタルサービスが増えてきた。万が一、モバイルバッテリーを携帯していないときにスマートフォンのバッテリーが切れそうになったら、こうしたサービスを利用してみるとよいだろう。今回は、代表的なサービスを紹介したい。

 そもそも、モバイルバッテリーは容量や機能にもよるが、家電量販店で購入すると数千円することが多い。利用頻度が高くないのであれば割高に感じられるだろう。そのため、モバイルバッテリーのシェアリングサービスが利用できるエリアならば、借りてしまった方がコストは抑えられる。

 仕組みは、自転車をシェアするようなサービスに似ており、スタンドからモバイルバッテリーを借りて、空きスペースのあるスタンドに返却する流れになる。そのため、利用中に移動する予定があっても、移動先にスタンドがあれば、そこで返却してOKなのだ。これがカフェなどの電源を使う場合や、ワンコインで充電できる設置型の充電機器を利用する場合とは異なる利点といえる。また、借りるモバイルバッテリーには基本的にMicro USB、Lightning、USB Type-Cという3種類のケーブルが付属するので、充電器を持っていない場合にも重宝する。

スタンドが多い「ChargeSPOT」

 INFORICHが運営する「ChargeSPOT(チャージスポット)」は、日本初のスマホ充電器シェアリングサービスをうたうサービスだ。スマートフォンのアプリを用いるのが特徴で、初期設定として会員登録と支払い情報登録を済ませてから利用する。モバイルバッテリーが設置されたスタンドは、全国の駅や空港、飲食店、コンビニエンスストア、公共施設などに設置されており、アプリ画面からその位置を確認できる。

 料金は1時間までが150円(税別、以下同)で、1時間を超えて48時間までが+150円の計300円。48時間以上が経過すると計2280円でバッテリーを購入する形となり、返却は不要になる。

モバイルバッテリー ChargeSPOTのアプリ画面。都内はスタンドの設置数が多く、アプリ画面上で空きの数が確認できるのが便利だ

15分までなら無料の「mocha」

 GREEN UTILITYが運営する「mocha(モッチャ)」もスマートフォンのアプリから利用できるモバイルバッテリーシェアリングサービス。ChargeSPOTと比べるとややスタンドの設置場所が少なく感じられるものの、最初の15分が無料で使えるので、利用するメリットは大きい。こちらも初回利用時に、会員登録や支払い情報の登録が必要だ。

モバイルバッテリー 15分までは無料で利用できる「mocha」

 料金は上述の通り、最初の15分までが無料で、その後100円/1時間が加算されるが、24時間は最大500円までしかかからない。24時間15分を超えると1時間ごとに100円が加算される。2日目以降も、日当たりの上限は同じく500円だが無料時間はない。なお、5日間と15分が経過し、未返却だと3000円でバッテリーを買い取る処理になる。

エリアは限定されるが、他のサービスも

 執筆時点でいえば、実用的なモバイルバッテリーのシェアリングサービスとしては、先述したChargeSPOTとmochaがメインになるだろう。スタンドを選ばずに返却でき、スマホのアプリからスタンドの空きを確認できる点も使い勝手がよい。

 その他にもバッテリーを借りられるサービスは存在する。これらは現時点では利用できるエリアが首都圏の一部に限られているので対象となる人は少ないだろうが、今後の展開、将来性に期待して軽く紹介しておきたい。

 1つ目はChargeMe(チャージミー)だ。スマートフォンのアプリはなく、Webサイトでの登録が必要。利用料金は30分ごとに100円、2〜24時間は計500円、48〜72時間は計1500円、72時間以降は2000円でバッテリーをレンタルできる。

モバイルバッテリー オーロラが展開する「ChargeMe」

 2つ目は「充レン」。お台場を中心に展開しており、東京ビッグサイトや羽田空港などにもスタンドがある。設置されたスタンドでメールアドレスを入力し、クレジットカードでの決済を行う。利用料金は翌日の24時までなら何時間でも300円。3日目の24時までは計600円、4日目の24時までが計900円となる。4日目の24時以降は3000円で購入する形となる。

モバイルバッテリー 東京電力エナジーパートナーによる「充レン」

 なお、これらのサービスでは、両者ともにモバイルバッテリー「レンタル」サービスという言い方を採用しているが、基本的な内容はシェアリングサービスを称する先の2サービスと変わらない。勤務地の近所やよく訪問する場所に設置エリアが被っているならば、検討する価値はあるだろう。

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