スマートフォンのバッテリー消費をサポートするモバイルバッテリー。ECサイトを含める市場には、海外性の新旧さまざまな製品があふれており、選択肢を絞るのも一苦労だ。そこで、今回はメーカーサイトや代理店によって「PSEマーク」の表記について名言していたモバイルバッテリーのブランド「Anker」「Cheero」「RAVPower」の製品をピックアップ。出力2A以上、残量インジケーターありという実用的な商品に絞り、用途ごとに適した製品を紹介する。
まず、帰宅前のバッテリー切れのピンチを救う程度ならば、スマートフォンを一度充電できれば十分だ。容量5000〜6000mAhのモバイルバッテリーは、軽くて携帯性に優れており、価格も安いため、こうしたニーズを満たす。出力のポート数が限られている点は注意が必要になるが、一度に充電するのは1端末のみで良いという人なら特に問題ない。
「Anker PowerCore 5000」は、携帯しやすいスティック型でありがなら容量5000mAh。サイズは約108(幅)×33(高さ)×33(奥行き)mmで、重量は約134g。独自技術の「PowerIQ」と「VoltageBoost」をサポートする。カラーバリエーションはブラック、ブルー、レッドの3種類。
「cheero Power Plus 3 mini」は、Anker PowerCore 5000よりも大きい容量の6700mAhバッテリーを搭載したコンンパクトモデル。サイズは約92(幅)×43(高さ)×23(奥行き)mmで、重量は約130g。出力としては最大2.1AのUSB-Aポートを1つ備える。カラーバリエーションはホワイトとブラックの2種類だ。
RAVPowerの「RP-PB060」は、片手で握れるコンパクトなサイズ感で、容量も6700mAhある。サイズは90(幅)×40(高さ)×25(奥行き)mm、質量は約124gとなり、今回紹介する中では最軽量。出力は独自技術「iSmart」対応のUSB Type-Aポートで最大2.4A対応。本体の充電は2A対応のMicro USBポートを使用し、約3.5時間で完了する。カラーバリエーションはブラック、ホワイト、桜ピンクの3種類。
また、こうした小型のモバイルバッテリーは、日常的に携帯する頻度が高いと想定される。継続的な運用を考慮すると、端末自体の充電のしやすさも重要となるだろう。下記のAnkerの製品のように、コンセントに差し込めるプラグを備えている製品もオススメだ。
「Anker PowerCore Fusion 5000」はプラグを備えており、USB急速充電器としても利用しつつ、外出時にはモバイルバッテリーとしても活用できる優れもの。容量は5000mAhで、サイズは約72(幅)×70(高さ)×31(奥行き)mm。重量は少し重い約189g。
ポートは出力用にUSB Type-Aを2基備え、独自技術の「PowerIQ」と「VoltageBoost」をサポートする。入力用にはMicro USBを1つ備える。カラーバリエーションはブラック、ホワイト、レッドの3種類。
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