「これ1つでどこへでも行きますよ」ということなので、「もしかしてポータブルゲーミングPCとペットボトル飲料を持ち歩けるのでは?」と思い、愛用のポータブルゲーミングPC(AYANEO SLIDE)と500mlのペットボトルを入れたところ、まだ余裕があった。
ならば、仕事ができるようにキーボード(HHKB Professional HYBRID Type-S)も入れてみたところ、こちらも問題なく収納できた。
耐荷重8kgとのことだが、満載にすると人間の方が耐えられないだろう。このセットだけで2kg超だ。ウエストに装着して、近くの公園まで散歩してみた。
ウエストポーチの幅約43cmとベルトの長さ約101cmで、合計144cmのウエストサイズの持ち主にも対応するが、一般的にはボディーバッグとしても使えそうだ。そもそもパラシュートウエストポーチの幅が43cmもあるので、ほとんどの女性であれば装着すると胴体の幅を超えてしまう。ボディーバッグとして使うのが吉であろう。
モノを入れてから装着した感想は、「タオルや小銭、ちょっとしたノート類など軽いけどかさばるものを入れるならウエストポーチとして、デジタルガジェットなど重いものを入れるのであればボディーバッグとして使う」のが良さそうだというものだ。
レビュー期間が短かったため試せなかったが、大きな展示会場を歩き回るのに便利そうである。メモを取るためのスマートフォンと、録音機材、そして写真を撮影するためのスマートフォンの他、タオルやポケットティッシュ、ドリンクを入れても容量に十分なゆとりがある。
ただし注意したいこともある。肌側にクッション性のある素材が使われているものの、表側や底部にはクッション性が皆無だ。スマートフォンを入れておくのであれば、カバーを付けておくこと、またはクッション性のあるインナーポーチを使ったほうが良いだろう。
同様の理由で、カメラなど精密機器を収める場合も、保護ケースに入れるなどの対策を取りたい。地面や床に落としたときの衝撃で破損しかねないからだ。
今回は、重量感のあるものばかり入れてしまったが、子どもを連れての散歩や、ちょっとした買い物、また旅行先で身軽に動き回るなどの用途にマッチする製品だと感じた。サイクリストやライダーなどが使うのにも良いだろう。見た目ではなく、合理性を重視したよく考えられたウエストポーチであった。
ひろゆき氏監修のウエストポーチ、3960円で発売 パラシュート生地に容量拡張機能も
クリップで装着するだけのウエストポーチ「One80Pouch」 スマホを収納できるタイプも
リュックベルトに取り付けられるスマホポーチ カードも収納可能
Spigen、ランニングやウォーキングに便利なiPhone 6用スポーツアームバンドを発売
フォーカル、伸縮性&防水性に優れるスマートフォン用ウエストポーチCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.