GOスタンプラリーを開発した狙いについて石塚氏は、「世界中の素晴らしい場所の多くがポケストップとして存在している。このポケストップを巡るのも、ポケモンGOらしい楽しい遊び方だと思っている。その遊び方をより充実させ、ポケモンGOらしく提供するためにGOスタンプラリーを提供した」と話す。
ポケモンGOの新機能は通常、グローバルで開発しているが、このGOスタンプラリーは日本独自の機能であり、日本のチームで開発を進めてきた。スタンプラリーは日本で生まれた文化であり、GOスタンプラリーは日本のトレーナーの要望に応えて開発したという。まずは日本のユーザーに楽しんでもらい、将来的には海外にも拡充していきたいとのこと。
GOスタンプラリーを楽しめるのは現時点では日本のみだが、海外のユーザーでも、日本に訪れればGOスタンプラリーは遊べる。
第1弾の場所に大阪・関西万博を選んだ理由について、石塚氏は「万博は、世界中から、多くの文化や催し物が集まる。現在の世界だけでなく、未来の世界も垣間見られる素晴らしい機会。スタンプラリーを巡りながら、文化にも触れてほしい」と話す。
今後、GOスタンプラリーを遊べる場所をどこまで拡充していくのかは気になるところだが、第3弾以降は決まっていないようだ。「弊社だけでなく、一緒に協力してくださる団体の方々との調整も必要なので、なかなか言いにくいが、まずは日本を中心にたくさん出していきたい」(石塚氏)
Nianticの担当者によると、地方自治体からも、地方創生を目指してポケモンGOと連動した取り組みができないか、といった引き合いは強いようだ。GOスタンプラリーをきっかけに、有名な観光スポットやレジャー施設だけでなく、地方に根ざしたイベントが増えることも期待できそうだ。
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