4月10日ごろから、Instagramに追加された「地図」という新機能がXで話題になっている。ここで誤った設定を行ってしまうと、自分のリアルタイムな現在地がフォロワーなどに常時共有されてしまうことになるため注意が必要だ。
この記事では具体的な機能や、適切な設定方法を解説したい。
最新版にアップデートしたInstagramアプリで「メッセージ」を開くと、画面上部に地図というボタンが現れる。これは自分の友達やフォロワー、特定のアカウントにリアルタイムな現在地を共有したり、24時間で内容が消える投稿機能「ノート」に位置情報をひも付けたりできるものだ。
この地図を初めて開くと、位置情報の共有機能についての説明がポップアップ表示される。
その次に位置情報をシェアする相手を選ぶ画面が出てくるが、ここでは最初から「共通のフォロワー」が選択された状態になっている。これによって、あまり画面を意識せずにうっかり「シェア」ボタンを押し進めてしまうと、気付いたらフォロワーに現在地を共有する設定がオンになっていたという状態になってしまう。
位置情報を誰とも共有したくない場合は、シェアの下にある「後で」を選択すれば位置情報を共有しない状態になる。
しっかり画面や内容を確認すれば回避できるが、少々不親切な画面であることから、気付かずオンにしてしまう場合もありそうだ。
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