Xでは「デフォルトで位置情報がフォロワーに共有される設定になっていた」「これ、設定をオフにするまでずっと現在地が共有されていたの?」という勘違いをしている人の投稿も確認できたため、そうした誤った認識によって炎上気味に話題が広がっているようだ。
地図を既に開いた状態で、自分の現在地が共有されているかどうかを確認したい場合は、現在地にある自分のアイコンに「Not sharing」と表示、さらに画面右上にある歯車(設定)ボタンに赤い丸が表示されていれば位置情報は共有されていない状態だ。
歯車(設定)ボタンを押して「非表示モード」が選択された状態になっているかでも確認できる。逆に位置情報を共有したい場合はここで設定可能だ。
もっと抜本的に位置情報を利用しない設定にしたい場合は、スマートフォンのOS側で、アプリごとに位置情報の利用をオフにする手段も有効だ。
→・スマホで撮影した写真から位置情報がバレるってホント? その理由と設定変更の方法を解説
こうした現在位置を常に共有する機能は若者世代に人気だ。かつて友達や家族、カップルなどの間で位置情報をリアルタイムに共有できるアプリ「Zenly」(ゼンリー、2023年3月にサービス終了)が流行し、現在は「whoo」というアプリが主流になっている。
ネット上に自分の現在地を公開したり、知り合いに自分の居場所が常に共有されていたりすることに抵抗感を持つ人も多くいる。世代間ギャップもあれど、若者のニーズにMetaも追従したとみていいだろう。
スマホで撮影した写真から位置情報がバレるってホント? その理由と設定変更の方法を解説
LINEで位置情報を共有する方法 スムーズな待ち合わせや家族の見守りに便利
ヤフー、待ち合わせ相手の位置情報を地図上で共有できる「MapRing」リリース
「iOS 18.2」の「探す」に位置情報リンク共有機能 航空会社も参加
“チェックイン”文化を生んだ老舗の位置情報アプリ「Foursquare」、12月にサービス終了 Swarmに集中Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.