ファーウェイ・ジャパンから新しいオープンイヤーイヤフォン「HUAWEI FreeArc」が登場しました。同社のオープンイヤー型イヤフォンは、既にイヤーカフ型の「HUAWEI FreeClip」が人気を博していますが、今回のFreeArcは耳掛け式で、直販価格は1万8800円です。FreeClipが2万7800円であったことを考えると、手を出しやすくなっています。
しかし、その価格を見ると「廉価版なのではないか」という疑問も出てきますが、実際のところの装着感や音質、音漏れなどはどうでしょうか。実機をしばらく試す機会を得られたので、その感想をお届けします。
あらためて、HUAWEI FreeArcは耳掛け式のオープンイヤーイヤフォンです。そのスタイルはShokzのOpenFitシリーズによく似ています。耳に引っ掛けているだけではなく、3点で支える「ゴールデントライアングルデザイン」で、フィット感はかなり高めです。HUAWEIによると、1万件以上の耳介データを分析し、多くの人にフィットするデザインになっているとのこと。
表面は、さらさらとした手触りの液状シリコーンで覆われており、肌触りは良好、フレームにはニッケルチタン形状記憶合金製で、柔軟性も十分です。
なお、装着感は良好ですが、着けているのを忘れるという感じではなく、何かを装着しているという感覚は強めです。その分、簡単に外れてしまうようなことはなく、激しい運動でも安心して使えそうです。ただ、通常時はそれほど感じませんが、耳の裏側にくる部分が厚めなので、首を左右に振った際に若干違和感というか、窮屈感を感じました。
バッテリーは、1回のフル充電で最大7時間の連続再生が可能です。充電ケースを併用すると最大28時間となり、約10分の充電で最大3時間の再生が可能な急速充電にも対応しています。
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