今日から始めるモバイル決済

相互交換が始まった「PayPayポイント」と「Vポイント」のお得な活用法 6月の“ルール変更”にも要注意スマホ決済のお得な活用術(1/2 ページ)

» 2026年04月28日 13時04分 公開
[綿谷禎子ITmedia]

 今やユーザー数7300万人(2026年3月時点)を超える「PayPay」と、クレジットカードのタッチ決済をけん引する「三井住友カード」が連携。その取り組みの1つとして、3月24日から「PayPayポイント」と「Vポイント」の相互交換が始まった。

PayPayポイント Vポイント交換 PayPayポイントとVポイントの相互交換がスタートした

 それぞれ1ポイント=1ポイントで等価交換でき、1日1回100ポイント以上から利用できる。交換上限は月間3万ポイントまでとなる。なお、ポイントを交換するときには、各ポイントの有効期限や利用できる決済やサービスに注意したい。

 Vポイントの有効期限は原則1年間。ただし期間内にポイントを獲得したり、ポイントを利用したりすることで、自動的にその時点から1年間延長されるので、通常は有効期限を意識する必要はない。

 だが、PayPayポイントから交換したVポイントの有効期限は、原則通り交換日から1年間となる。三井住友カードの支払いに充当したり、Vポイント提携先やサービスで利用したりできるものの、他社のポイントに交換することや、「V景品交換」に使うことはできない。

 一方、Vポイントから交換したPayPayポイントには有効期限がなく、通常のPayPayポイントと同様に、PayPay加盟店で利用したり、PayPayカードの支払いに充当したりできる。「PayPayほけん」や「PayPay証券」などのサービスにも利用できる。

PayPayポイントは6月2日からポイント支払いによる還元の対象外に

 PayPayポイントとVポイントが等価交換できるようになったことで、価値を落とさずに、より使いやすい方にポイントを集約できる。PayPayをよく利用する人ならPayPayポイントに、Vポイント提携先をよく利用する人ならVポイントにまとめることで、それぞれ1ポイント=1円相当の支払いに利用できる。

 そのときに意識したいのが、ポイントで支払うことで得られるポイント還元だ。通常、ポイント支払いではポイントがたまらないものだが、PayPayポイントはPayPay加盟店などでの支払いに利用したときに、基本付与分として利用金額の0.5%のPayPayポイントがたまる。ポイントアッププログラム「PayPayステップ」の条件を達成した人なら、最大2%のポイント還元が得られてお得だ。

PayPayポイント Vポイント交換 PayPayステップのポイントアップ条件

 ただ、このルールが6月2日以降は変更になり、PayPayポイントで支払った金額にはポイントが付かなくなる。また、PayPayアプリで本人確認をしていない人は、同様に6月2日以降、PayPayステップのポイントアップやポイント還元の対象外となるので、本人確認がまだの人は早めに済ませておきたい。

 一方、VポイントはVポイント提携先での支払いに充当したときには、ポイント還元は得られない。だが、「VポイントPay」アプリにチャージすることで世界中のVisaのタッチ決済対応店舗で利用できるようになり、利用金額の0.5%のVポイントがたまる。

PayPayポイント Vポイント交換 VポイントPayアプリにポイントをチャージすればタッチ決済で使える

ポイント運用で得しよう 都民の方は東京ポイントの交換もできる

 前述したように、Vポイントで支払ってもポイントはたまらず、今後はPayPayポイントでも同様に、ポイント払いではポイントがたまらなくなる。ポイントを活用するためには、VポイントPayアプリの利用が望ましいが、まだ使っていない人にとっては、新たな決済アプリを利用するのが面倒だと感じる人は多いだろう。

 そこで提案したいのがポイント運用だ。PayPayアプリでは「ポイント運用」、Vポイントアプリでは「Vポイント運用」というサービスを行っている。いずれもポイントがあれば利用でき、実際の株価の変動に合わせた投資体験ができる。値上がりしたタイミングでポイントを引き出せば、いくらか得できるというわけだ。

 筆者はPayPayのポイント運用を行っているのだが、久しぶりにチェックしてみると、かなり値上がりしていて驚いた。たまったポイントは買い物時に充当するように設定していたが、今は運用するときなのかもしれない。ということで、たまっていたVポイントをPayPayポイントに交換して、PayPayのポイント運用に注ぎ込んでみた。記事執筆時点で12のコースがあるので、下がるリスクも考えながら選びたい。

PayPayポイント Vポイント交換 PayPayのポイント運用の運用状況画面

 この他、2月から開始された「東京アプリ生活応援事業」で東京都民に付与される1万1000円相当の「東京ポイント」をまだ受け取っていない人なら、ひとまずVポイントに交換して、そこからPayPayポイントに交換する方法もある。

 東京ポイントから交換できるポイントは、「au PAY」「dポイント」「メルカリポイント」「楽天ペイ(楽天キャッシュ)」、Vポイントの5つ。PayPayポイントも交換可能になることを発表しているのだが、それがいつからなのかはまだ分からない。PayPayポイントに交換できるようになるまで待っている人は、VポイントからPayPayポイントへの道筋があることも覚えておきたい。

PayPayポイント Vポイント交換 東京ポイントから交換できるポイント
       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年07月28日 更新
  1. 「楽天モバイルWiFiスポット」を試してみた 屋内通信の不満解消へ期待も「接続性」に課題 (2026年07月26日)
  2. 夏の暑さ対策グッズでよく見掛ける「ペルチェ素子」ってなんだ? 賢く使うための注意点も (2026年07月27日)
  3. 折りたたみスマホ「OPPO Find N6」を3カ月使って実感した“真価” 仕事とプライベートで大活躍 (2026年07月26日)
  4. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  5. なぜ「LINE VOOM」は嫌われたのか 保護者を悩ませた“子供たちの抜け道” (2026年07月24日)
  6. 気温35度以上のハンディファンは「逆効果」 猛暑を安全に乗り切る使い方と2026年おすすめ5選 (2026年07月27日)
  7. ドコモが「iPhone 17」シリーズや「iPhone Air」を値上げ 一部機種は残価も引き上げ、実質負担額の影響は? (2026年07月24日)
  8. 界面活性剤とマイクロファイバーでタッチパネルをきれいに! ダイソーで220円の「スクリーンクリーナー」を試す (2026年07月25日)
  9. UQ mobileとY!mobileの「セット割なし」新割引を比較 ahamo、LINEMO、楽天モバイルよりもお得? (2026年07月27日)
  10. UQ mobileで「AQUOS sense10」発売、MNPなら2年間1万9800円に【スマホお得情報】 (2026年07月27日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー