スマホバッテリー1万mAh時代到来 vivoから5万円台の「Y600 Pro」が登場:山根康宏の海外モバイル探訪記(1/2 ページ)

» 2026年07月26日 06時00分 公開
[山根康宏,ITmedia]

 2026年に入ってから、1万mAhのバッテリー容量を超えるモデルが次々と登場しています。今回紹介するvivo「Y600 Pro」は、同社初の1万mAh台のバッテリーを搭載しており、価格は2099元(約5万円)からのミドルレンジ機です。一般ユーザー向けの製品も大容量バッテリーを選べる時代がやってきました。

photo 10200mAhバッテリーをアピール

 Y600 Proの主なスペックは、プロセッサがMediaTekのDimensity 7300e、ディスプレイは6.83型(2800×1200ピクセル)と解像度は高めです。1万200mAhのバッテリーは90W充電にも対応しています。24時間の連続通話や、ショート動画なら12時間連続で視聴することも可能とのことです。

photo Dimensity 7300e搭載のミドルハイレンジモデル

 カメラは約5000万画素の広角のみという割り切った設計で、つまり、スマートフォンの多機能性をフルに活用するユーザーではなく、日用品として毎日使い込む人をターゲットにしているわけです。

 その一方で、インカメラは約3200万画素と、性能を考えると高スペックだと言えます。中国で流行のライブ配信を行う際、多少暗い場所でも明るく映し出してくれます。

photo カメラ性能は割り切っている

 本体サイズは約163.9(幅)×76.5(奥行き)×8.15〜8.25(高さ)mm、重さは約221g〜223gです。カラーバリエーションが4色あり、色によって厚みと重量が異なります。大型バッテリーを搭載しながらも、厚みと重量はある程度抑えられています。これだけのバッテリー容量があればまる1日の使用も可能であり、モバイルバッテリーを別途持ち歩く必要もなさそうです。

photo 本体厚みは大容量バッテリー搭載を考えると薄いと感じられる

 ハイエンドスマートフォンを購入する層はローカルAIの多用などにより、モバイルバッテリーがなくては1日が心配という状況になっていくでしょう。一方、Y600 Proのような端末を購入する層は、AIにしてもライトユースが主流であり、スマートフォンの負荷もそれほど高くありません。朝、満充電にすれば夜の帰宅時までバッテリーが切れる心配もないのです。

photo デカバのおかげで1日中使い続けられる
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