ソニーとTSMCの2強タッグ、スマホイメージセンサー合弁会社 2029年の量産開始を予定

» 2026年08月11日 18時56分 公開
[金子麟太郎,ITmedia]

 ソニーセミコンダクタソリューションズとTSMCは8月11日、熊本県合志市を拠点とする合弁会社「Advanced Vision Semiconductor Manufacturing」の設立に関する確定契約の締結を発表した。新会社は高度な製造プロセス技術を採用したスマートフォン向けイメージセンサーの量産における開発と製造を担う中核拠点となり、2029年の量産開始を予定している。

ソニー TSMC ソニー

 資金面ではソニーセミコンダクタソリューションズが現金出資や熊本県合志市の新工場などの資産移管により約4650億円を拠出する。TSMCは約2820億円の現金出資を行う予定だ。両社が拠出する資金に加え生産能力の実現に向けた資金計画については別途日本政府からの支援を受けることを前提に検討を進めている。両社による出資は市場需要や関連する事業環境に応じて段階的に実行する方針だ。

 新会社はソニーグループの連結子会社として事業を展開しソニーセミコンダクタソリューションズが単独の支配株主となる。代表取締役は同社から選出する予定だ。両社による戦略的提携の下でソニー側がコア技術の開発や製品企画などを担い、新会社はTSMCの先端プロセス技術や製造における専門知識を生かして製造を推進する。これにより顧客ニーズに応じた迅速な製品化と供給力の強化を目指す。

ソニー TSMC 熊本県合志市に設立される新しい生産拠点は、日本国内における半導体の安定的な供給力を強化する役割を果たす(ニュースリリース全文)

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