折りたたみiPhoneは30万〜40万円超に? ダミー画像から見えたスペックと品薄の懸念(2/2 ページ)

» 2026年09月07日 19時33分 公開
[山本竜也,ITmedia]
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価格は30万円台後半から40万円台か

 価格の予測にはかなり幅があります。

 2025年7月の時点では、スイスの金融大手UBSが1800〜2000ドルという見積もりを出していました。Appleのコスト管理を踏まえれば下限側もあり得る、という内容です。当時の比較対象は、1999.99ドルだったGalaxy Z Fold 7でした。

 2026年に入ると、256GBモデルが1999ドル(約31万円)からという報道が出ます。4月にはBloombergのMark Gurman氏が、2000ドルは超えるとの見方を伝えました。そして直近では、Ming-Chi Kuo氏が2299〜2499ドル、Fubon Researchが2400ドル、IDCは平均販売価格を2500ドル(約39万円)前後と見ています。

 時間がたつにつれて予測金額が上がってきていますが、背景にあるのは、AIデータセンター向けの需要によるメモリ価格の高騰です。同じ理由でiPhone 18 Pro/Pro Maxも値上げされるとみられており、折りたたみiPhoneに限った事情ではありません。

 そんな価格の1つの目安となりそうなのが、8月7日に国内発売された「Galaxy Z Fold 8」です。折りたたみiPhoneのうわさと同じく内側が4:3の横広な画面で、米国価格は256GB版が1899.99ドル、国内では26万9880円(税込み)となっています。

 対する折りたたみiPhoneは、同じ横広の形状で2299〜2499ドルという予測です。Galaxy Z Fold8より400〜600ドル高い水準になります。

Galaxy Z Fold8 Galaxy Z Fold8を開いた状態。折りたたみiPhoneも同様の横長になるとみられているが、価格はGalaxy Z Fold8よりも高額になるという観測がある

 iPhone 17 Pro Maxは米国で1199ドル、国内で21万4800円(税込み)。この比率を当てると、1999ドルで約35万8000円、2299ドルで約41万2000円、2499ドルで約44万8000円という計算になります。単純な換算にすぎませんし、為替により変わりそうですが、折りたたみiPhoneの価格が30万円台後半から40万円台になりそうということは、頭に入れておいた方がよさそうです。

まとめ:早めに入手したければ迷っている暇はなし?

 折りたたみiPhoneは横に開くブック型で、開くと約7.8型の4:3、閉じると約5.5型。厚さは開いた状態で約4.5mmとされています。

 一般的なスマートフォンよりも横に広い形状なので、向き不向きははっきりしそうです。マンガや雑誌、書類を大きく表示したい人には合いそうな一方、動画が中心なら4:3という比率は必ずしも有利ではありません。

 折りたたみという形が自分の使い方に合うかどうかは、店頭で実機に触れてから判断しても遅くないでしょう。既に他社が世代を重ねている分野なので、初のモデルだから避けるべきというわけでもありません。ただし、初期ロットの台数が少なくなるとの予想もあり、早めに入手したいのであれば、あまり迷っている時間はないかもしれません。

 いずれにしろ、ここまでの内容は全て発表前のうわさです。確定するのは9月9日(日本時間では10日)のイベントを待ってからになります。

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