米Googleが、2月に買収したreMailのiPhoneアプリ「reMail for Gmail」のソースコードをオープンソース化した。reMailの創業者、ガボール・セレ氏が3月5日、reMailの公式ブログで発表した。ソースコードは「remail-iphone」として、Apache 2.0ライセンスの下、Google Codeで公開されている。
GoogleはreMail買収の発表と同時に米AppleのApp Storeから同アプリを引き上げていた。セレ氏はブログで、「われわれの発表(reMailの買収とiPhoneアプリの引き上げ)はreMailアプリへの大きな関心を引き起こした」ため、ソースコードのオープンソース化を決定したとしている。「メール関連アプリ構築に興味のある開発者がreMailのコードを出発点として利用してくれることを望んでいる」という。
reMail for Gmailは、GmailのメールをiPhoneにダウンロードし、オフラインでメールを読んだり、検索できるようにするアプリ。iPhoneアプリの開発者は公開されたソースコードを利用することで、IMAP経由でメールをダウンロードする機能や添付ファイルの処理機能などを自分のアプリに流用できるようになる。
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