「いまいち萌えない」ことで話題になった、神戸新聞社の求人チラシのキャラクターについて、同社は1月19日、描いた人は誰かなどFAQを公開した。公式Twitterアカウント「@kobeimamoe」も登場。“萌えないあの娘”は、今後も活躍が期待できそうだ。
“萌えない娘”に関する取材がメディア各社から殺到したため、神戸新聞社の求人ページに経緯などを掲載した。それによると、イラストは社内のスタッフが描いたもの。「右のキャラが、いまいち萌えない理由を3つあげなさい」という問題の正解は「用意していない」という。求人には通常の4〜5倍の応募があったそうだ。
今後の展開については、「弊社としていますぐに何か具体的なものは提示できませんが、今後の可能性はあると思います」と回答。「新聞社としてコンプライアンスを守り、みなさんに育てていただいたキャラクターを傷付けないことを第一に心がけたい」としている。
萌えない娘のイラストや動画を投稿する動きがネット上で盛り上がっている。2次創作物の配布については「許諾不要楽しんでいただきたい」とのこと。同人誌やフィギュアを制作した場合は、「弊社も一緒に楽しませていただきたいので、その際はぜひお知らせいただけましたら幸いです」としている。
同社が運営する公式Twitter「@kobeimamoe」も登場した。「はちゅねミクさん・・・ゴメン噛んだわー・・・初音ミクさんみたく・・・いえ決して萌えたいという意味でなく、これからもみなさんにイラストとか楽しんでいただいて、もしかしてフィギュアにしていただいたり、コスプレしてもらうにはどうしたらええんやろ?」など神戸弁を交えてつぶやいているが、なぜかやっぱり、いまいち萌えない。
求人チラシの掲載終了後も、萌えない娘へのネットユーザーの注目は衰えておらず、pixivには「いまいち萌えない娘」のタグ付きで、萌え萌えに生まれ代わったイラストなどが1200件近く投稿されているほか、「MikuMikuDance」(MMD)を使って萌えない娘を動かし、動画を制作する「第1回この娘を萌えさせてくれ選手権」がニコニコ動画で行われており、20件近くの動画が投稿されている。萌えない娘はニコ動では、「今井知菜(いまいちな)」という名でも呼ばれている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR