米Google傘下のYouTubeは4月8日(現地時間)、動画のライブストリーミングサービス「YouTube Live」を開始したと発表した。まず一部のパートナーが、自分のチャンネルでライブストリーミングできるようになった。
同サービスは、パートナー向けのライブ配信プラットフォームと、ユーザー向けのライブ動画紹介ページで構成される。YouTubeは昨年9月から一部のパートナーとともにプラットフォームのテストを行ってきたが、今後、参加パートナーを段階的に増やしていく。参加できるパートナーには以下のような通知が届く。向こう数カ月のうちに、数千のパートナーが自分のチャンネルからライブ配信できるようになる見込みだ。
ユーザー向けのYouTube Liveのページでは、お勧め動画、放映中の動画、近く配信されるライブ動画がサムネイルで紹介されている。配信予定のサムネイルをクリックするとチャンネルのページが表示され、番組開始時にメールかポップアップで通知を受信するよう予約できる。通知の設定は、Googleカレンダー、Outlook、iCalから選択できる。
YouTubeの現在の動画再生回数は1日当たり20億回以上。モバイルと並ぶGoogleの重要な広告収入源として成長しつつある。米Wall Street Journalの4月6日の報道によると、GoogleはYouTubeで既存のテレビに対抗する目的で、オリジナルのコンテンツを配信するチャンネルを新設する計画という。
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