米Appleが3月に発売した「iPad 2」には初代iPadにはないカメラが搭載されているが、これで写真を撮るユーザーは少ないようだ。英ニュースメディアのElectricpigがそのような調査結果を発表した。
Electricpigは5月13日(現地時間)、米Yahoo!傘下の写真共有サービスFlickrの「Camera Finder」の米Apple製品のページで公開されている製品別の「昨日1枚以上の写真をアップロードしたFlickrユーザー数」データをビジュアライズした以下の図を掲載した。同メディアは「4000万人のFlickrユーザーのうち、iPad 2で撮影した写真を投稿したのはわずか22人で、iPhone 4からの投稿の200分の1だった」と指摘した。
iPhone 4とiPad 2では販売台数も大きく違うため、単純に比較することはできないと認めながらも、Electricpigは「既に数百万台出荷されているカメラ搭載端末からの投稿数としては極端に少ない」としている。
FlickrのCamera Finderによると、5月16日現在にiPad 2からアップロードされた写真は1万4080枚で、iPhone 4の写真は714万4962枚だった。
iPad 2にはフロントとバックに2台のカメラが搭載されているが、解像度はフロントカメラが640×480ドットでバックカメラが960×720ドット。iPhone 4のバックカメラの解像度2592×1936ドットと比較しても、これらのカメラは撮影用というよりもFaceTimeのようなビデオ会議向けになっているといえるだろう。
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