米Googleは6月1日(現地時間)、3月に発表したソーシャルボタン「+1(プラスワン)」をWebサイトに設置できるようにしたと発表した。
+1は、米Facebookの「いいね!」と同様に、ユーザーがこのボタンをクリックすることでWebサイトや広告を評価でき、その評価がGoogle検索の結果に反映される機能。これまでGoogle検索の結果ページにのみ表示されていたが、Googleがボタンを設置するコードを公開したことにより、一般のWebサイトでもボタンが表示されるようになる。
Googleは、このボタンをYouTube、Android Market、Blogger、Product Searchなどの自社サービスにも追加したほか、Reuters、BestBuy、TechCrunchなどのパートナーサイトも同日からこのボタンを利用している。
+1ボタンをクリックすると、プライバシーに関する確認画面が表示され、「確認して+1を付ける」をクリックすると評価が実行される。+1ボタンのクリック結果はユーザーのGoogleプロフィールに関連付けられ、検索結果のパーソナライズに利用されるほか、ユーザーのGoogle関連のソーシャルネットワーク(Gmailの連絡先やGoogle Reader、Google Buzzでフォローしているユーザーなど)で共有される。
この機能はまだ実験的な段階で、利用するにはLabsのテストに参加する必要がある。
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