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KDDI、Android向けのセキュリティ管理サービスを発表

» 2011年07月28日 13時56分 公開
[ITmedia]

 KDDIは7月28日、Android向けのセキュリティ管理サービス「KDDI 3LM Security」を発表した。8月下旬から一部の法人向けに試験提供を開始し、11月から正式サービスを始める。個人向けにも提供を検討している。

 同サービスは、米Three Laws of Mobilityが開発したサービス基盤を利用して提供するもの。ユーザーは、端末でのデータ暗号化やマルウェア対策、盗難・紛失対策、不正操作防止、アプリケーション管理といった機能を利用できるようになる。

 サービスの提供メニューは、サーバを自社で導入・運用できる「アドバンスドプラン(仮称)」と、KDDIがASPとして提供する「ベーシックプラン(仮称)」の2種類。利用料金などは検討中という。

メニュー概要
機能 詳細 アドバンスドプラン(仮称) ベーシックプラン(仮称)
リモートロック リモートロック機能
リモート削除 リモート削除機能
データ暗号化 アプリケーションデータやSDカードデータ
デバイス制限 カメラ、ワンセグ、FeliCa、赤外線ほか
パスワード設定 パスワードのポリシー変更(数字、英数字など)や初期化
アプリケーション配信 リモートでのアプリケーション配信
アプリケーション管理 エンドユーザーによるアプリ削除やアプリが利用するデバイスの制限
インストール管理 アプリケーションのホワイトリスト/ブラックリスト設定
デバイス情報収集 デバイス情報(状態)の取得、機種情報、バージョン情報など
VPN接続 独自のVPNサービス
Exchange連携 Exchangeグループウェア対応クライアント

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