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550円の「Raspberry Pi Pico」でIoT その1:気温と湿度、気圧を測定する名刺サイズの超小型PC「ラズパイ」で遊ぶ(第44回)(2/2 ページ)

» 2021年07月23日 07時00分 公開
[岩泉茂ITmedia]
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BME280で測定する

 ではBME280で測定することにしましょう。以下のプログラムをThonnyの上のカラムに記述します。

from machine import Pin, I2C
from time import sleep
from bme280 import BME280
i2c = I2C(0, sda = Pin(0), scl = Pin(1), freq = 40000)
bme = BME280(i2c = i2c)
print(bme.values)
bmetest.py

 BME280の測定データを取り出すのはかなり長いプログラムとなってしまいますが、パッケージを利用すればこれだけの行で済みます。「from bme280 import BME280」でBME280の値を使えるようにしています。

 記述したら先ほどと同様に左上の「▶」をクリックします。気温、気圧、湿度が順に表示されたでしょうか。なお、1度だけの測定だとおかしなデータを吐き出すこともあるようです。そうした場合には複数回測定してみてください。

Raspberry Pi Pico 気温と気圧、湿度の値が表示された
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